📘 まず結論
- 船橋市の甲状腺専門外来です
- 日本甲状腺学会専門医が診断・治療を行います
- 橋本病・バセドウ病・甲状腺結節・甲状腺がんに対応
- 当日エコー検査・穿刺細胞診・薬物療法まで一貫して対応
- 妊娠中の甲状腺管理も産科と連携
- 年間480件以上の診療実績
- 動悸・手の震え・体重変化・首の腫れなどの症状がある方は、ぜひご相談ください
「最近動悸が激しい」「手が震えて字が書きにくい」「首の前が腫れている」「疲れが取れない」——こんな症状でお困りではありませんか?
これらは甲状腺疾患の可能性があります。甲状腺は喉の下にある小さな臓器ですが、体の代謝(エネルギーの使い方)を調整する「甲状腺ホルモン」を作っており、全身の健康に深く関わっています。
しもやま内科では、日本甲状腺学会専門医である院長の下山立志が、甲状腺疾患の精密診断と長期管理に力を入れています。年間480件以上の診療実績があり、橋本病・バセドウ病・甲状腺結節・甲状腺がんまで幅広く対応しています。
このページでは、しもやま内科の甲状腺診療の特徴、対応している疾患、よくある症状、受診の目安、関連ページを詳しくご案内します。
しもやま内科の甲状腺診療の特徴
- 日本甲状腺学会専門医による専門性の高い診療
- 高精度な甲状腺エコー検査(院内実施、当日結果説明)
- 穿刺吸引細胞診(FNAC)(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科に依頼)
- 橋本病(慢性甲状腺炎)、Basedow病(甲状腺機能亢進症)、甲状腺結節、甲状腺腫瘍の診断・管理
- 甲状腺機能低下症・亢進症の薬物療法と定期モニタリング
- 妊娠中の甲状腺疾患管理(連携病院と協力)
- 不必要な手術を避けるための慎重な判断
- 産婦人科・内科・外科との連携による総合的な管理
当院が特に力を入れている疾患
1. 橋本病(慢性甲状腺炎・甲状腺機能低下症)
疲労感、むくみ、便秘、体重増加、冷え性などの症状が出やすい疾患です。甲状腺自己抗体(抗TPO抗体・抗Tg抗体)が陽性で、甲状腺機能が低下しています。
治療: 甲状腺ホルモン補充療法(チラーヂン®)で症状の改善を図り、定期的にホルモン値をモニタリングします。適切な用量で甲状腺機能を正常に保つことが、生活の質の向上に不可欠です。
詳しくは橋本病(慢性甲状腺炎)のページをご覧ください。
2. Basedow病(甲状腺機能亢進症)
動悸、手の震え、暑がり、体重減少、イライラなどの症状が特徴です。TRAb抗体が甲状腺を過剰に刺激し、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。
治療: 抗甲状腺薬(メルカゾール・チウラジール)を中心に、症状の重症度に応じた最適な治療を選択します。約半数の方が2〜3年で寛解(薬を止められる状態)します。
詳しくはバセドウ病のページをご覧ください。
3. 甲状腺結節・甲状腺腫瘍
甲状腺エコー検査で結節を発見した場合、大きさ・性状・血液検査を総合的に判断し、穿刺細胞診の必要性を判断し、必要に応じて船橋市立医療センター耳鼻咽喉科に依頼します。
診断の流れ:
- 甲状腺エコー検査(形態・血流・リンパ節を評価)
- 血液検査(TSH・FT4・FT3・甲状腺抗体)
- 必要に応じて穿刺細胞診(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科に依頼)
- 良性・悪性の鑑別と治療方針の決定
不安な点は丁寧に説明いたします。詳しくは甲状腺結節のページをご覧ください。
4. 甲状腺機能低下症・亢進症(総論)
甲状腺ホルモンの不足(低下症)や過剰(亢進症)は、全身の代謝に影響します。原因は橋本病・バセドウ病・薬剤性・亜急性甲状腺炎などさまざまです。
治療: 原因に応じた薬物療法と定期モニタリングを行います。治療開始時や薬の調整期は1〜2ヶ月ごとに通院していただき、病状が安定すれば3〜6ヶ月ごとに1回程度の通院で経過観察します。
よくある症状
甲状腺疾患では、以下のような症状が現れることがあります。複数の症状がある場合は、甲状腺疾患を疑う必要があります。
甲状腺機能亢進症(Basedow病など)で多い症状
- 動悸、脈が速い(安静時でも90回以上)
- 手が細かく震える(細震)
- 汗をたくさんかく・暑がり
- 食欲があるのに体重が減る
- イライラしやすく、集中できない
- 眠りが浅い・不眠
- 疲れやすいのに落ち着かない
- 下痢・頻便
- 目の突出・目の違和感(バセドウ病眼症)
甲状腺機能低下症(橋本病など)で多い症状
- 疲労感・だるさ
- むくみ(特に顔・手足)
- 便秘
- 体重増加
- 冷え性
- 肌の乾燥
- 集中力の低下
- 抑うつ気分
- 月経不順
甲状腺結節・腫瘍で多い症状
- 首の前が腫れている、違和感がある
- 飲み込みにくい、呼吸が苦しい(大きな結節の場合)
- 声がれ(喉頭返神経麻痺の場合)
- 頸部リンパ節の腫れ
受診の目安
以下の場合は早めの受診をおすすめします:
- 首の腫れやしこりに気づいた
- 健診で甲状腺機能異常(TSH異常)を指摘された
- 疲労感・動悸・体重変化が2週間以上続いている
- すでに甲状腺疾患と診断され、治療を見直したい
- 妊娠中に甲状腺の病気が見つかった
- 甲状腺疾患の家族歴があり、症状が気になる
緊急の場合:強い動悸、息切れ、意識障害、高熱が続く場合は、すぐに047-467-5500へお電話いただくか、救急医療機関を受診してください。
関連ページ(疾患別・テーマ別)
以下のページでは、各疾患やテーマについて詳しく解説しています。気になる症状や疾患があれば、該当ページをご覧ください。
甲状腺疾患全般
- 甲状腺機能低下症|専門医による当日検査・治療
- 甲状腺機能亢進症(総論)|原因・検査・初期治療・妊娠の注意
- TSHの基準値と正常値|潜在性甲状腺機能低下症・亢進症の見分け方
- ヨウ素と甲状腺の関係|過剰摂取のリスクと昆布・海藻・サプリの注意点
- 薬剤性甲状腺機能異常:アミオダロン・ヨウ素造影剤・免疫チェックポイント阻害薬
橋本病
バセドウ病
甲状腺結節・がん
- 甲状腺結節|エコー検査・良性悪性の見分け方・穿刺
- 甲状腺にしこりが見つかったら?良性・悪性の見分け方と受診の目安
- 甲状腺がんの種類と治療法|乳頭癌・濾胞癌・髄様癌・未分化癌の違い
- 甲状腺がんの手術|適応・手術範囲・リンパ節郭清・合併症・入院スケジュール
- 高カルシトニン・CEAを指摘された方へ|髄様癌の可能性と次の一歩
妊娠と甲状腺
- 妊娠と甲状腺機能異常|妊娠希望・不妊・流産予防のために知っておきたいすべて
- 妊娠中のTSH目標値|初期2.5・中期3.0・後期3.5の考え方
- 妊娠中のチラーヂン®|用量増減・飲み方・胎児への影響
- 妊娠中のバセドウ病|TSH目標値・薬物治療・胎児への影響
- 産後甲状腺炎|症状・治療・母乳育児への影響
- 授乳中に甲状腺薬を飲んでも大丈夫?薬ごとの安全性と飲み合わせ間隔
甲状腺炎
検査・治療
- 甲状腺の検査|血液検査・エコー・穿刺細胞診の流れ
- 甲状腺セルフチェック|症状から疑うべき疾患
- 甲状腺疾患の治療後フォローアップ|通院頻度・検査項目
- 甲状腺の異常が動悸・息切れ・骨折・気分の落ち込みを引き起こす?
- 粘液水腫性昏睡|低体温・意識障害を伴う緊急状態
よくあるご質問(FAQ)
Q. 甲状腺エコー検査は痛いですか?
いいえ、痛くありません。首にジェルを塗ってプローブを当てるだけの検査です。約10〜15分で終了します。当日結果を説明します。
Q. 甲状腺の病気は一生薬を飲まなければいけないのですか?
病気によって異なります。橋本病は多くの場合長期的な補充療法が必要ですが、Basedow病は薬で寛解(薬を減らせる状態)になる方も少なくありません。定期的に状態を見て調整していきます。
Q. 甲状腺結節が見つかりました。癌の可能性は?
甲状腺の結節は比較的多く見つかりますが、そのほとんどは良性です。当院ではエコーの所見、大きさ、血液検査を総合的に判断し、必要に応じて船橋市立医療センター耳鼻咽喉科で細胞診を実施します。不安な点は丁寧に説明いたします。
Q. 妊娠中に甲状腺の病気が見つかりました。大丈夫ですか?
妊娠中は甲状腺機能が変化しやすい時期です。適切に管理すれば母子ともに良好な経過をたどることがほとんどです。当院では産科と連携しながら慎重にフォローします。妊娠が判明したら、すぐに受診してください。
Q. どのくらいの頻度で通院すればいいですか?
病状が安定していれば3〜6ヶ月ごとに1回程度、治療開始時や薬の調整期は1〜2ヶ月ごとに通院していただくことが多いです。症状の変化があれば、いつでもご相談ください。
Q. 甲状腺の薬は副作用がありますか?
チラーヂン®(甲状腺ホルモン剤)は、適切な用量で使用すれば副作用はほとんどありません。Basedow病の薬(メルカゾール・チウラジール)は、肝機能異常・白血球減少などの副作用に注意が必要です。定期的な血液検査でモニタリングします。
Q. 甲状腺疾患は遺伝しますか?
橋本病やBasedow病は遺伝的素因が関与していますが、必ず遺伝するわけではありません。家族に甲状腺疾患がある場合、発症リスクが高いことは知られています。気になる症状があれば、早めに血液検査を受けることをおすすめします。
Q. 食事で気をつけることはありますか?
Basedow病の方はヨウ素の過剰摂取(昆布・わかめ・ひじきなど)を控えましょう。橋本病の方は、グルテンフリーやセレン摂取が有効という報告がありますが、効果には個人差があります。詳しくは橋本病の食事療法のページをご覧ください。
Q. 甲状腺疾患で運動してもいいですか?
甲状腺機能が安定している場合は、軽い運動(散歩・ヨガ・水泳など)は問題ありません。ただし、甲状腺機能が亢進している間は、激しい運動は避けてください。動悸・頻脈がある場合は、安静にすることが大切です。
Q. 初診で何を持っていけばいいですか?
マイナンバーカード、過去の検査結果(特に甲状腺エコー画像や血液検査)、お薬手帳をお持ちいただくと、よりスムーズに診療できます。紹介状があればご持参ください。
⚕️ 院長の実績と専門性
下山立志は、日本甲状腺学会 甲状腺専門医・日本糖尿病学会 糖尿病専門医・日本循環器学会 循環器専門医の三冠専門医です。
当院では年間480件以上の甲状腺疾患を診療しており、橋本病・Basedow病・甲状腺結節・甲状腺がんまで幅広く対応しています。当日エコー検査・薬物療法まで対応し、穿刺細胞診は船橋市立医療センター耳鼻咽喉科と連携して実施します。
「動悸が気になる」「首が腫れている」「疲れが取れない」という方は、ぜひご相談ください。
⚠️ 緊急性の判断
- 強い動悸+息切れ+意識障害 → 救急車を呼んでください(甲状腺クリーゼの可能性があります)
- 高熱(39℃以上)+頻脈(1分間に140回以上) → 救急外来を受診してください
- 発熱+喉の痛み+口内炎 → すぐに受診してください(無顆粒球症の可能性があります)
- 上記以外の症状は、通常予約で受診いただけます
ご来院について
所在地:〒274-0816 千葉県船橋市芝山4-33-5
電話:047-467-5500
アクセス:高根木戸駅・飯山満駅より徒歩15分、無料駐車場7台完備
初診の際はマイナンバーカードをお持ちください。
過去の検査結果(特に甲状腺エコー画像や血液検査)をお持ちいただくと、よりスムーズに診療できます。
参考文献
- 日本甲状腺学会 編集「甲状腺疾患診療ガイドライン 2022」
- American Thyroid Association (ATA). “Guidelines for the Management of Hypothyroidism.” Thyroid, 2012;22(12):1200-1235
- American Thyroid Association (ATA). “Guidelines for the Management of Hyperthyroidism.” Thyroid, 2016;26(10):1343-1421
- 日本産科婦人科学会 編集「産科診療ガイドライン 2020」
🩺 医療者向け補足:甲状腺疾患の診療フロー
初診時の検査
- TSH・FT4・FT3(甲状腺機能)
- 抗TPO抗体・抗Tg抗体(橋本病)
- TRAb・TSI(Basedow病)
- 甲状腺エコー(形態・血流・リンパ節)
- 必要に応じて穿刺細胞診(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科に依頼)
治療開始後のモニタリング
- 橋本病:TSH・FT4で用量調整(3〜6ヶ月ごと)
- Basedow病:TSH・FT4・FT3・肝機能・白血球数(1〜2ヶ月ごと)
- 甲状腺結節:エコー・血液検査(6〜12ヶ月ごと)
紹介判断
- 甲状腺がんが疑われる場合 → 外科紹介
- 放射性ヨード治療が必要な場合 → 専門施設紹介
- 妊娠中の合併症 → 産科と連携
最終更新日:2026-08-05
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。