バセドウ病|動悸・手の震え・体重減少が気になる方へ
「最近動悸が激しい」「手が震えて字が書きにくい」「汗が止まらない」「食べても体重が減る」——こんな症状でお困りではありませんか?
これらはバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の典型的な症状です。当院では日本甲状腺学会専門医である院長が、正確な診断と一人ひとりに合わせた治療を行っています。
このページでは、バセドウ病の症状、検査、治療方針、妊娠中の注意点までをわかりやすく解説します。
バセドウ病の主な症状
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。以下のような症状が複数ある場合は早めの受診をおすすめします。
- 動悸、脈が速い(安静時でも90回以上になることが多い)
- 手が細かく震える(細震)
- 汗をたくさんかく・暑がり
- 食欲があるのに体重が減る
- イライラしやすく、集中できない
- 眠りが浅い・不眠
- 疲れやすいのに落ち着かない
- 目の突出・目の違和感(バセドウ病眼症)
当院での診断の流れ
1. 問診と視診・触診
2. 血液検査(TSH、FT4、FT3、TRAbなど)
3. 甲状腺超音波検査(エコー)
4. 必要に応じてアイソトープ検査
特にTRAb(TSH受容体抗体)の検査がバセドウ病の確定診断に重要です。当院では結果をその場で丁寧に説明します。
治療の選択肢
バセドウ病の治療は主に以下の3つです。
- 薬物療法(抗甲状腺薬):最も多く選択されます。症状が落ち着いた後は徐々に減量・中止を目指します。
- 放射性ヨード治療:薬でコントロールしにくい場合や再発を繰り返す場合に有効。
- 手術(甲状腺亜全摘出術):大きな甲状腺腫がある場合や、妊娠希望ですぐに完治したい場合などに検討。
当院では患者さんの年齢、症状の重さ、妊娠希望の有無、生活習慣などを総合的に判断し、最適な治療を一緒に選びます。
よくあるご質問
バセドウ病は完治しますか?
約半数の方は薬を2〜3年程度続けた後に薬を止めることができ、寛解(かんかい)します。ただし再発の可能性もあるため、定期的なフォローが重要です。
妊娠中でも治療できますか?
妊娠中も治療可能です。ただし使用する薬の種類や量に注意が必要です。当院では産科と連携しながら安全に管理しています。
薬を飲むと副作用が心配です
主な副作用として肝機能異常や白血球減少がありますが、定期的な血液検査で早期に発見できます。副作用が出にくい薬の選択も可能です。
手術やアイソトープ治療は痛いですか?
手術は全身麻酔で行い、傷も比較的小さく済むよう工夫しています。放射性ヨード治療はカプセルを飲むだけです。
治療を始めるとどのくらいで症状が改善しますか?
薬物療法の場合、早い方で2〜4週間程度で動悸や震えが軽減してきます。完全に安定するまでは数ヶ月かかることもあります。
ご予約について
動悸や手の震え、体重減少などの症状がある方は、お早めにご相談ください。
電話:047-467-5500
「バセドウ病の症状で受診したい」とお伝えいただければ優先的にご案内いたします。
院長 下山立志(日本甲状腺学会専門医)
最終更新日:2026-07-15
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。