{"content": "
\n
「甲状腺炎って、どんな病気?」「風邪みたいにうつるの?」——甲状腺炎と診断されて、「炎症」という言葉にびっくりする方もいるかもしれません。甲状腺炎にはいくつか種類があって、それぞれ原因も治療法も違います。
\n
\n\n
甲状腺炎の種類
\n\n
① 橋本病(慢性甲状腺炎)
\n最も多い甲状腺炎。自分の免疫が甲状腺を攻撃する自己免疫疾患です。ゆっくり進行し、最終的には甲状腺機能が低下することが多い。治療はチラーヂン(甲状腺ホルモン薬)の補充。詳細は橋本病のページをご参照ください。
\n\n
② 亜急性甲状腺炎(デ・ケルバン病)
\nウイルス感染がきっかけで起こる一過性の甲状腺炎。のどが痛い・発熱・甲状腺が腫れて痛い——といった症状が急に出ます。自然に治ることが多いですが、痛みが強い場合は消炎鎮痛薬やステロイドを使います。
\n\n
③ 無症候性甲状腺炎(シーケンシャルサイレント甲状腺炎)
\n自覚症状がほとんどなく、健康診断などで偶然見つかることが多い。一過性に甲状腺ホルモンが上昇し、その後低下する経過をたどることがあります。多くの場合は自然に改善します。
\n\n
④ 急性化膿性甲状腺炎
\n細菌感染によるもので、非常にまれ。高熱と強い痛みが出ます。抗生物質による治療が必要で、膿がたまった場合は切開排膿が必要になることも。
\n\n
❓ よくある質問
\n\n
甲状腺炎は人にうつる?
\n
橋本病や亜急性甲状腺炎はうつりません。急性化膿性甲状腺炎の原因菌がうつることは理論上ありえますが、極めてまれです。
\n
食事で気をつけることは?
\n
ヨウ素の過剰摂取は橋本病を悪化させる可能性があります。昆布・わかめ・ひじきなどの海藻類を極端に大量に食べるのは避けたほうがいいですが、普通の食生活なら問題ありません。
\n
\n\n
"}