船橋市の妊娠・不妊の内科管理〜船橋駅・北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅〜

📘 要点

  • 妊娠中は血糖・甲状腺ホルモン・血圧の値が変動しやすくなります
  • 妊娠糖尿病は妊婦健診や75g経口ブドウ糖負荷試験で見つかることが多いです
  • 妊娠糖尿病の産後は6〜12週の検査と、その後の定期チェックが大切です
  • 妊活中はTSH 2.5μIU/mL以下が目安とされています
  • 甲状腺エコーや75gOGTTなど、必要な検査は当院で行っています
  • 気になる症状があるときは、早めにご相談ください

船橋市で妊娠中の内科管理や妊活・不妊の内分泌チェックをお探しの方へ。しもやま内科は、千葉県船橋市芝山4-33-5で、妊娠糖尿病・甲状腺疾患・妊娠高血圧症候群・妊娠中の睡眠時無呼吸といった妊娠に関わる内科疾患の管理と、PCOS・甲状腺機能異常・高プロラクチン血症など不妊に関連する内分泌異常の検査を行っています。船橋駅・北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅から通いやすく、産婦人科の主治医と連携しながら妊娠前から産後まで切れ目のないサポートを心がけています。

妊娠中に内科でみる主な病気

妊娠中はホルモンバランスの変化や体重増加、身体的な負担の増大により、血糖値・甲状腺ホルモン・血圧などの数値が変動しやすくなります。妊娠前に異常がなくても、妊娠をきっかけに数値の異常を指摘されることがあります。当院では、産婦人科の主治医と情報を共有しながら、内科の側面から妊娠中の体調管理を支援します。

このページで扱う病気の詳細ページ

妊娠糖尿病(GDM)

妊娠中に初めて発見された糖代謝異常を妊娠糖尿病(GDM)と呼びます。妊婦健診の血液検査や75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)で見つかることが多く、自覚症状はほとんどありません。母体の高血糖は、赤ちゃんの過成長(マクロソミア)や分娩時のトラブル、新生児低血糖などのリスクと関連するため、血糖目標値の達成を目指します。まずは食事療法と適切な運動を基本とし、目標に届かない場合はインスリン療法を検討します。産後も耐糖能は低下したままのことがあり、産後6〜12週のOGTTと、その後の定期チェックが大切です。

甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病)

甲状腺ホルモンは、母体の代謝だけでなく胎児の脳と神経の発達にも関わります。妊娠中は胎盤の影響で甲状腺ホルモンの必要量が増え、妊娠初期にはTSHが生理的に低下します。そのため、妊娠週数ごとに異なる基準値で評価する必要があります。バセドウ病では、妊娠週数に応じた薬剤の選択と用量調整を行い、TSH受容体抗体(TRAb)の値も参考にしながら管理します。橋本病(甲状腺機能低下症)では、チラーヂンS(レボチロキシン)による補充を行い、妊娠初期は4〜6週ごとの採血で用量を微調整します。

妊娠高血圧症候群

妊娠20週以降に高血圧を認める状態を妊娠高血圧症候群と呼びます。重症化すると母体の臓器障害や赤ちゃんの発育不良につながるため、血圧の推移と尿タンパク、自覚症状の観察が重要です。当院では家庭血圧の記録をもとに、産婦人科と相談しながら降圧薬の要否を判断します。妊娠中に使用できる降圧薬は限られているため、自己判断での服薬・中止は避け、必ず主治医にご相談ください。

妊娠中の睡眠時無呼吸(SAS)

妊娠中は体重増加やホルモンの影響で、いびきや無呼吸が悪化しやすい時期です。睡眠時無呼吸は日中の強い眠気や倦怠感だけでなく、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクと関連することが報告されています。妊娠前にCPAP療法を導入されている方は、妊娠中も治療を継続することが勧められます。妊娠中に新たにいびきや無呼吸を指摘された方は、簡易検査を含めた評価をご相談ください。

妊娠中の甲状腺結節

妊娠中に甲状腺のしこりを指摘されることがあります。多くは良性ですが、妊娠中はエコー検査の頻回実施を避け、必要な時期に絞って評価します。穿刺吸引細胞診(FNA)が必要な場合は、妊娠週数と産婦人科の判断をふまえて実施時期を検討します。

妊活・不妊と内分泌の関係

月経不順や排卵障害の背景に、内分泌の異常がかくれていることがあります。妊娠を希望される方は、妊娠前の段階でホルモンの状態を確認しておくことが役立ちます。

甲状腺機能と妊活(TSHの目標値)

妊娠を希望する方では、TSHの目標値として2.5μIU/mL以下が目安とされることがあります。甲状腺自己抗体(抗TPO抗体・抗Tg抗体)が陽性の場合は、TSHが基準範囲内でも妊娠中に甲状腺機能が低下する可能性があるため、妊娠前からの確認と妊娠中の定期チェックが勧められます。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とインスリン抵抗性

PCOSは排卵障害による月経不順や不妊の原因となる代表的な内分泌疾患です。インスリン抵抗性を伴うことが多く、耐糖能異常を合併すると排卵障害がさらに進みやすくなります。75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)で耐糖能を評価し、必要に応じて生活習慣の見直しや薬物療法を検討します。

高プロラクチン血症

プロラクチンが高い状態が続くと、排卵が抑制され月経が止まることがあります。血液検査で確認し、必要に応じて画像検査で原因を調べたうえで、薬物療法を検討します。

エリア別アクセスガイド

しもやま内科は千葉県船橋市芝山4-33-5に位置し、船橋市内の主要駅からバス・車・徒歩でアクセスいただけます。妊婦健診や産婦人科の受診と並行して通いやすいよう、4つの駅エリアからの所要時間をまとめました。

船橋駅からのアクセス

JR総武線・東武野田線・京成本線が乗り入れる船橋駅北口3番乗り場から、京成バス千葉セントラルの船23系統「北習志野駅行」にご乗車いただき、「大慶山」バス停で下車、徒歩約2分です。バスの乗車時間は約16〜17分、運賃は320円(IC優先)です。お車の場合は船橋駅から約10〜15分です。

北習志野駅からのアクセス

東葉高速鉄道線・京成電鉄の北習志野駅からは、京成バス千葉セントラルの東03系統(東船橋駅行)または船23A系統(船橋駅北口行)をご利用ください。5番乗り場から「大慶山」バス停まで乗車約9分(8停留所)、運賃230円(IC優先)です。お車の場合は北習志野駅から約5〜7分です。

飯山満駅からのアクセス

東葉高速鉄道線の飯山満(はさま)駅からは徒歩約16分、お車では約3〜5分です。無料駐車場を7台分ご用意しています(予約制ではありません)。

高根木戸駅からのアクセス

京成電鉄松戸線の高根木戸駅からは徒歩約15分、お車では約3〜5分です。高根木戸・薬園台方面からもスムーズにアクセスいただけます。

※京成バスは、船橋駅北口3番のりば「北習志野駅行」・北習志野駅5番のりば「船橋駅北口行」のいずれも「大慶山」停下車 徒歩2分です。バスの本数は時間帯により変わります。

診療の流れ

妊娠中・妊活中の診療は、次のような流れで進めます。産婦人科の主治医がいる場合は、診療情報提供書や検査結果をお持ちいただくと、よりスムーズです。

1. 問診・これまでの経過の確認

妊娠週数、産婦人科での検査結果、服薬中の薬、既往歴、家族歴などをお伺いします。妊活中の方は、月経周期やこれまでの治療歴もあわせて確認します。

2. 血液検査・尿検査

TSH・FT4・FT3、抗TPO抗体・抗Tg抗体、血算、HbA1c・随時血糖、電解質、肝腎機能などを必要に応じて測定します。結果は当日中にお伝えできる項目が多いです。

3. 追加検査(OGTT・エコーなど)

血糖の評価が必要な場合は75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を、甲状腺の評価が必要な場合は甲状腺エコー(超音波検査)を行います。検査内容と時間は事前にご案内します。

4. 治療方針の相談と産婦人科との連携

検査結果をもとに目標値と治療方針を説明します。産婦人科の主治医がいる場合は、同意のうえで検査結果と治療内容を共有し、方針をすり合わせます。

5. 定期フォロー

妊娠中は妊娠週数に応じた間隔で、血糖値・甲状腺ホルモン・血圧を確認します。産後も甲状腺機能や耐糖能の変化を確認し、必要に応じてフォローを継続します。

🏥 当院の対応範囲(当院で行うこと・専門施設へお願いすること)

しもやま内科で実際に行っている検査・治療と、連携する専門施設へお願いしている検査・治療をまとめました。「どこまで当院で行い、何を専門施設へお願いするか」の目安としてご覧ください。記載は2026年9月時点の当院の対応状況です。

検査・治療 当院での対応
問診・診察(症状・経過・家族歴の確認) 当院で実施します
血液検査(ホルモン基礎値・抗体・一般生化学) 当院で実施します(当日結果説明できる項目があります)
尿検査(尿中ホルモン代謝物・尿中カテコラミンなど) 当院で実施します(検体提出・結果説明まで当院で対応)
甲状腺エコー(超音波検査) 当院で実施します(甲状腺専門医が実施・読影)
75gOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)・インスリン同時測定 当院で実施します
心電図・ホルター心電図・心エコー 当院で実施します(循環器専門医が実施・読影)
CT(副腎CT・腹部CT・頭部CTなど) 当院では撮影しておらず、連携医療機関へご依頼します
甲状腺穿刺吸引細胞診(FNA) 当院では行っておりません。連携先(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科)へご依頼します
自由診療(自費診療) 当院では行っておりません(保険診療のみ)
セカンドオピニオン外来 当院では行っておりません
夜間・休日の診療(時間外の電話相談を含む) 当院では行っておりません

当院は保険診療を基本としています。当院で実施していない検査・治療は、必要に応じて連携する専門施設へご紹介し、紹介後もホルモン補充や経過観察など当院で継続できる部分は引き続き担当します。当院の診療対象は中学生以上(12歳〜)です。

夜間・休日に急な症状が出た場合は、当院では時間外の診療・電話相談を行っておりませんので、救急外来・#7119(救急安心電話相談)・119番へのご連絡をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 妊娠中でも内科を受診できますか?

はい、妊娠中の内科疾患の管理に対応しています。妊娠糖尿病、甲状腺疾患、妊娠高血圧症候群、妊娠中の睡眠時無呼吸などについて、産婦人科の主治医と連携しながら診療します。体調が安定している時期に、あらかじめご予約いただくことをおすすめします。

Q2. 妊娠糖尿病と言われました。食事だけで改善しますか?

妊娠糖尿病の治療は、食事療法と適切な運動が基本です。多くの方は食事内容の見直しで血糖値が改善しますが、目標値に届かない場合はインスリン療法を検討します。妊娠中は赤ちゃんの成長のために必要な栄養もあり、極端な糖質制限は勧められません。管理栄養士による個別の食事指導もご案内しています。

Q3. 妊娠中に甲状腺の薬を飲み続けてもよいですか?

甲状腺疾患の治療薬は、妊娠中も継続が必要な場合がほとんどです。チラーヂンS(レボチロキシン)は胎盤を通過しにくく、安全とされています。バセドウ病の治療薬については、妊娠週数に応じた使い分けが必要です。自己判断で中止すると母体と胎児の双方にリスクが生じるため、必ず主治医にご相談ください。

Q4. 妊活中にTSHが高いと言われました。どのくらいを目標にすればよいですか?

妊娠を希望する方では、TSH 2.5μIU/mL以下が目安とされることがあります。ただし目標値は年齢や不妊治療の内容、甲状腺自己抗体の有無によって個別に判断します。まずは現在の数値を確認し、必要であれば治療を開始したうえで妊活を進める方法をご提案します。

Q5. 妊娠中のいびきや睡眠時無呼吸も診てもらえますか?

はい、対応しています。妊娠中は体重増加により、いびきや無呼吸が悪化しやすい時期です。簡易検査を含めた評価を行い、必要に応じてCPAP療法の導入や継続を支援します。妊娠前にCPAPを使用していた方は、妊娠中も継続することが勧められます。

Q6. 産婦人科からの紹介状は必要ですか?

紹介状がなくても受診いただけます。ただし、産婦人科で検査を受けている場合は、その結果をお持ちいただくと診療がスムーズです。当院から産婦人科へ情報提供が必要な場合は、同意をいただいたうえで作成します。

Q7. 出産後のフォローもお願いできますか?

はい。妊娠糖尿病の方は産後6〜12週に75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い、その後の耐糖能を確認します。甲状腺疾患の方は、産後のホルモン変動にあわせて採血の間隔を調整します。授乳中の薬剤については、母乳への移行をふまえてご相談ください。

Q8. 予約は必要ですか?

予約制です。お電話(047-467-5500)または受付窓口でご予約ください。検査内容によって所要時間が異なりますので、ご予約時にお伝えください。

「健診で血糖値が高いと言われた」「TSHが高いと言われた」「生理不順が続いている」——どんなきっかけでも結構です。船橋駅・北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅から通いやすいしもやま内科へ、お気軽にご相談ください。

【診療時間】月・火・木・金 9:00〜12:00/14:45〜17:30、土 9:00〜12:00(水・日・祝休診)
【電話】047-467-5500
【住所】〒274-0816 千葉県船橋市芝山4-33-5

関連ページ

📚 参考文献・準拠ガイドライン

  • 日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会「産婦人科診療ガイドライン 産科編2026/婦人科外来編2026」(2026年4月発行)
  • American Thyroid Association「2026 Guidelines for Thyroid Disease in Preconception, Pregnancy, and Postpartum」(Thyroid 2026;36(5):481-544)
  • 日本妊娠高血圧学会「妊娠高血圧症候群の診療指針2021 Best Practice Guide」(メジカルビュー社、2021年7月発行)
  • 日本呼吸器学会(監修)「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」(南江堂、2020年発行)
  • 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」(南江堂、2024年5月30日発行)
  • 日本甲状腺学会「甲状腺疾患診断ガイドライン2024」(2024年11月21日改定)
  • 日本産科婦人科学会「多囊胞性卵巣症候群(PCOS)の診断基準(2024年改定)」

本ページは上記の診療ガイドライン等を参考に、一般的な医学情報として作成しています。個々の診断・治療は、検査結果と全身状態をふまえて担当医が判断します。

受診をご検討の方、お気軽にご相談ください

月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30 土 9:00〜12:00

047-467-5500

診療時間外の緊急時は、119番へのご連絡をおすすめします。

最終更新日:2026-09-24

👨‍⚕️ この記事の監修医師

監修・執筆:しもやま内科 院長(日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医/日本循環器学会 循環器専門医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医/日本老年医学会 老年科専門医・指導医)
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

11/09/2026