船橋市 不妊・妊活の内分泌チェック|排卵障害・月経異常・甲状腺

不妊・妊活に関係する内分泌(ホルモン)疾患についてまとめています。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)・甲状腺機能異常・高プロラクチン血症・耐糖能異常など、ホルモンバランスの乱れが排卵障害や着床障害の原因になることがあります。当院では不妊治療前の内分泌チェックを専門的に行っています。

このページの役割

不妊・妊活に関わる内分泌疾患(PCOS・甲状腺機能異常・高プロラクチン血症・高アンドロゲン血症・耐糖能異常)の検査と治療を整理した入口のページです。妊娠中の内科合併症の管理は「妊娠中の内科疾患」のページ、甲状腺そのものの病態や薬剤の解説は甲状腺専門外来のページで扱っています。

関連ページ

不妊とホルモンの関係——内分泌学的アプローチ

不妊の原因の約30%は内分泌要因(ホルモンの問題)に関連するとされています。排卵障害、黄体機能不全、着床障害などは、様々なホルモンのバランスが影響しています。当院では、不妊治療を専門とする産婦人科医と連携し、内分泌学的観点から不妊の原因究明と治療を行います。

主な内分泌疾患と不妊・妊活

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)

PCOSは排卵障害による不妊の最も多い原因の一つです。インスリン抵抗性や高アンドロゲン血症を伴うことが多く、OGTT(糖負荷試験)による耐糖能評価や体重管理、メトホルミン療法が有効なケースがあります。

甲状腺機能異常

甲状腺機能の異常(亢進症・低下症)は排卵障害や流産リスクと関連します。妊活中のTSH目標値は2.5μIU/mL以下が推奨されています。抗TPO抗体・抗Tg抗体陽性の場合は、甲状腺機能が正常範囲でも妊娠率や流産率に影響する可能性があります。

高プロラクチン血症

プロラクチンが高値になると排卵障害を引き起こします。薬物療法(カベルゴリン・テルグリド)で治療可能で、多くの場合で排卵は回復します。

耐糖能異常・インスリン抵抗性

血糖値の異常やインスリン抵抗性は、PCOSと関連するだけでなく、卵子の質や着床にも影響する可能性が示唆されています。

高アンドロゲン血症

男性ホルモン(アンドロゲン)が高値の場合、排卵障害・月経不順の原因になります。副腎由来か卵巣由来かの鑑別が重要です。

各項目の詳細は以下のサブページをご参照ください。

不妊治療・妊活中の内分泌チェックのすすめ

不妊治療を始める前の内分泌チェック(甲状腺・プロラクチン・男性ホルモン・血糖)は、原因不明不妊の解決や治療方針の決定に役立ちます。産婦人科と内分泌内科の両方の視点からアプローチすることで、より効果的な治療が期待できます。

🔗 関連ページ(不妊・妊活の内分泌チェック)

甲状腺と妊娠しやすさの一般的な考え方は、甲状腺専門外来の甲状腺と妊娠しやすさ(総論)で解説しています。

船橋市で不妊・妊活の内分泌チェックを受けるには

しもやま内科は、千葉県船橋市芝山4-33-5(プライムメディカルビル3F)にある内科クリニックです。船橋駅・北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅から通いやすく、妊活中の方の内分泌チェックや、不妊治療中の方の血糖・甲状腺の管理を行っています。不妊治療を専門とする医療機関や産婦人科と情報を共有しながら、内科の側面から妊娠を支える検査と治療を担当します。

妊活中の内分泌チェックは、月経周期や治療の段階によって検査の時期や項目が変わります。初回のご相談では、これまでの検査結果や治療の経過をうかがったうえで、必要な検査を組み立てます。予約制ですので、お電話(047-467-5500)または受付窓口でご予約ください。

当院で行う主な検査

血液検査(ホルモン・代謝)

甲状腺機能(TSH・FT4・FT3)と甲状腺自己抗体(抗TPO抗体・抗Tg抗体)、プロラクチン、LH・FSH、エストラジオール、テストステロン・DHEA-S、HbA1c・随時血糖などを、目的にあわせて組み合わせて測定します。採血の負担を減らすため、一度の採血で必要な項目をまとめて確認します。

75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)

耐糖能異常やインスリン抵抗性の評価に行います。空腹時と負荷後30分・60分・120分に採血し、血糖値の推移を確認します。PCOSの方では、排卵障害と糖代謝の関係を把握する目的で行うことがあります。所要時間は約2時間です。

甲状腺エコー(超音波検査)

甲状腺の大きさ、結節の有無、内部の性状を評価します。血液検査で異常があった場合や、頸部の違和感がある場合に実施します。

よくある質問

Q. 妊活中ですが、いつ頃チェックを受ければよいですか?

妊娠を考え始めた時期、または不妊治療のステップを進める前が目安です。甲状腺機能は妊娠初期の胎児の脳と神経の発達にも関わるため、妊娠前に評価しておくことが望ましいとされています。月経周期の状況にあわせて、検査の時期をご案内します。

Q. 不妊治療のクリニックに通っていますが、併用できますか?

はい。不妊治療を専門とする医療機関での診療を尊重しながら、内科の側面から内分泌異常の検査・治療を担当します。治療方針の情報共有が必要な場合は、ご同意のうえで連携させていただきます。

Q. 月経不順の原因はホルモンですか?

月経不順の背景には、PCOS、甲状腺機能異常、高プロラクチン血症、高アンドロゲン血症など、複数の内分泌異常が考えられます。問診と血液検査、必要に応じてOGTTやエコーを行い、原因の切り分けを進めます。

Q. 男性のホルモン異常も相談できますか?

はい。テストステロンやLH・FSHの測定を行い、男性ホルモンに関わる異常がないかを確認します。カップルでの受診も可能です。

Q. 検査結果はいつ分かりますか?

多くの項目は当日〜数日で結果をご説明できます。OGTTや外注項目は後日のお伝えになる場合があります。結果説明の際にあわせて治療方針をご相談します。

受診をご検討の方、お気軽にご相談ください

月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30 土 9:00〜12:00

047-467-5500

診療時間外の緊急時は、119番へのご連絡を

最終更新日:2026-09-11

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

01/02/2026