📘 要点
- 船橋市芝山の甲状腺専門外来で、4駅から通院できます。
- 血液検査と甲状腺エコーで診断し、薬物療法を行います。
- メルカゾールは1日15〜30mg程度から開始します。
- 治療期間は1年半〜2年が目安で、約半数の方が寛解を目指せます。
- 放射性ヨウ素治療や手術は行わず、専門施設へご紹介します。
- 動悸や手の震えが続く場合は、早めにご相談ください。
船橋市でバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の診療をお探しの方へ。しもやま内科は船橋市芝山にあり、船橋駅・北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅の4駅から通院できます。日本甲状腺学会専門医が、血液検査・甲状腺エコーによる診断と抗甲状腺薬による治療、眼症の評価を行います。放射性ヨウ素治療・手術・入院加療は当院では行っておらず、必要に応じて専門施設へご紹介します。
船橋市でバセドウ病の診療をお探しの方へ
動悸が続く、手が震える、汗をよくかく、食べているのに体重が減る——こうした症状が続く場合、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病(甲状腺機能亢進症)が疑われます。原因は自己抗体(TRAb)が甲状腺を刺激し続けることで、血液検査と甲状腺エコーで診断できます。
しもやま内科は、千葉県船橋市芝山4-33-5にある甲状腺専門外来です。日本甲状腺学会専門医である院長(下山立志)が診療を担当し、船橋駅・北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅の4駅から通院いただけます。年間480件以上(2025年度実績)の甲状腺エコー検査を実施しており、バセドウ病の診断から薬物療法、寛解後の経過観察までを一貫して担当します。
このページでは、当院へのアクセス方法と、当院で行っている検査・治療の範囲、受診前に知っておきたい点をまとめました。病気の詳しい医学解説はバセドウ病のページをご覧ください。
診療時間・所在地
- 所在地:千葉県船橋市芝山4-33-5
- 診療時間:月・火・木・金 9:00〜12:00/14:45〜17:30、土曜 9:00〜12:00(水・日・祝は休診)
- 予約:電話(047-467-5500)で受け付けています
- 駐車場:無料駐車場7台分を完備(予約不要)
エリア別アクセスガイド
船橋市内外から、電車・バス・お車で通院いただいています。ご自身の最寄り駅から便利な方法をお選びください。
船橋駅から(JR総武線・東武野田線・京成電鉄)
船橋駅北口3番乗り場から京成バス(船23系統 北習志野駅行)に乗車し、「大慶山」バス停下車、徒歩2分です。所要時間は約20〜22分。お車の場合は約10〜15分です。
北習志野駅から(東葉高速鉄道線・京成電鉄)
北習志野駅5番乗り場から京成バス(東03系統/船23A系統)に乗車し、「大慶山」バス停下車、徒歩2分です。所要時間は約10〜12分。お車の場合は約5〜7分です。
飯山満駅から(東葉高速鉄道線)
飯山満駅から徒歩約16分です。お車の場合は約3〜5分です。
高根木戸駅から(京成電鉄松戸線)
高根木戸駅から徒歩約15分です。お車の場合は約3〜5分です。
お車でお越しの方へ
無料駐車場を7台分ご用意しています。予約は不要です。バス停「大慶山」は当院の近くにあり、船橋駅・北習志野駅のどちらからもバスでお越しいただけます。
バセドウ病の主な症状と受診の目安
バセドウ病では、甲状腺ホルモンが過剰になることで体の代謝が亢進し、次のような症状が現れます。
- 動悸・脈が速い:安静にしていても脈が速い
- 手の震え:字が書きにくい、箸が持ちにくい
- 多汗・暑がり:汗をよくかく、暑く感じる
- 体重減少:食欲があるのに体重が減る
- イライラ・落ち着かない、集中しにくい
- 眠りが浅い・疲れやすい
- 便の回数が増える
- 首の前が腫れる(甲状腺腫)
- 目の違和感・眼球突出・複視(バセドウ病眼症)
これらの症状はゆっくり現れることが多く、「疲れのせい」「ストレスのせい」と思い込んで受診が遅れることもあります。複数の症状が当てはまる場合は、血液検査で甲状腺機能を確認することが大切です。原因は自己免疫の異常で、遺伝的な体質に加えて、ストレス・感染症・喫煙などがきっかけになることがあります。とくに喫煙は眼症を悪化させることが知られており、禁煙をおすすめしています。
当院で行うバセドウ病の検査
- 問診・診察:症状の経過、家族歴、服薬状況、妊娠のご希望などを確認します
- 血液検査:TSH・FT4・FT3、TRAb(TSH受容体抗体)を測定します。治療開始前は肝機能・白血球数も確認します。当院で実施し、当日に結果をご説明できる項目があります
- 甲状腺エコー(超音波検査):甲状腺の大きさ・形・血流を確認します。甲状腺専門医が実施・読影します
検査は来院時に採血とエコーを行い、結果をご説明したうえで治療方針をご相談する流れです。甲状腺機能亢進症かどうかの判断は、ホルモン値と抗体の結果をあわせて行います。
当院で行うバセドウ病の治療
薬物療法(抗甲状腺薬)
バセドウ病の治療では、抗甲状腺薬による薬物療法が基本になります。メルカゾール(一般名:チアマゾール)が第一選択で、妊娠初期の方やメルカゾールで副作用が出た方にはチウラジール(一般名:プロピルチオウラシル/PTU)を用います。初期は1日15〜30mg程度から開始し、甲状腺機能が落ち着いてきたら維持量(5〜10mg/日程度)へ減量します。効果が出るまでに数週間かかることがあります。治療期間の目安は1年半〜2年で、約半数の方が寛解(薬を中止できる状態)を目指せます。
副作用のモニタリング
抗甲状腺薬では、肝機能障害、白血球減少・無顆粒球症、発疹・かゆみ、関節痛などの副作用が起こることがあります。定期的な血液検査で確認しながら治療を進めます。発熱・喉の痛み・口内炎がある場合は無顆粒球症の可能性があるため、速やかに受診してください。
眼症(甲状腺眼症)への対応
バセドウ病では、眼球突出・まぶたの腫れ・複視などの眼症状がみられることがあります。当院では甲状腺機能のコントロールと眼症の重症度評価を行い、必要に応じて眼科・形成外科と連携します。外科的治療は当院では行っておりません。
妊娠・出産を考えている方
妊娠中もバセドウ病の治療を続けることが大切です。妊娠初期は胎児への影響を考えてチウラジール(PTU)を優先し、TRAbの値も確認しながら、産科と連携して管理します。妊娠を希望される場合は、事前に甲状腺機能を安定させておくことが大切です。
寛解後のフォローアップ
寛解した後も再発する可能性があり、再発率は約30〜50%とされています。症状が落ち着いている時期も、甲状腺機能の確認のため定期的な通院をおすすめしています。
当院では行っていない治療(専門施設へご紹介します)
- 放射性ヨウ素(RAI)内用療法:当院では行っておりません。適応の判断を行い、専門施設へご紹介します
- 手術(甲状腺亜全摘・全摘):当院では行っておりません。専門施設へご紹介します
- 入院加療:当院では行っておりません
- 甲状腺穿刺吸引細胞診(FNA):当院では行っておりません。連携先(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科)へご依頼します
紹介先で治療を受けた後も、甲状腺ホルモンの補充や経過観察など、当院で継続して対応できる部分は引き続き担当します。
🏥 当院の対応範囲(当院で行うこと・専門施設へお願いすること)
しもやま内科で実際に行っている検査・治療と、連携する専門施設へお願いしている検査・治療をまとめました。「どこまで当院で行い、何を専門施設へお願いするか」の目安としてご覧ください。記載は2026年9月時点の当院の対応状況です。
| 検査・治療 | 当院での対応 |
|---|---|
| 問診・診察(症状・経過・家族歴の確認) | 当院で実施します |
| 血液検査(TSH・FT4・FT3・TRAb・肝機能・白血球数) | 当院で実施します(当日結果説明できる項目があります) |
| 甲状腺エコー(超音波検査) | 当院で実施します(甲状腺専門医が実施・読影) |
| 抗甲状腺薬による薬物療法・副作用のモニタリング | 当院で実施します |
| 甲状腺眼症の重症度評価・内科的治療 | 当院で実施します(外科的治療は連携先へご紹介します) |
| 妊娠中のバセドウ病管理 | 当院で実施します(産科と連携して管理します) |
| 放射性ヨウ素(RAI)内用療法 | 当院では行っておりません。専門施設へご紹介します |
| 手術(甲状腺亜全摘・全摘)・入院加療 | 当院では行っておりません。専門施設へご紹介します |
| 甲状腺穿刺吸引細胞診(FNA) | 当院では行っておりません。連携先(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科)へご依頼します |
| 自由診療(自費診療) | 当院では行っておりません(保険診療のみ) |
| セカンドオピニオン外来 | 当院では行っておりません |
| 夜間・休日の診療(時間外の電話相談を含む) | 当院では行っておりません |
当院は保険診療を基本としています。当院で実施していない検査・治療は、必要に応じて連携する専門施設へご紹介し、紹介後もホルモン補充や経過観察など当院で継続できる部分は引き続き担当します。当院の診療対象は中学生以上(12歳〜)です。
夜間・休日に急な症状が出た場合は、当院では時間外の診療・電話相談を行っておりませんので、救急外来・#7119(救急安心電話相談)・119番へのご連絡をおすすめします。
緊急時(甲状腺クリーゼ)の対応
バセドウ病が急激に悪化した状態を甲状腺クリーゼといい、高熱(39℃以上)・脈が非常に速い・意識がもうろうとする・強い息切れなどの症状がみられます。これらの症状がある場合は、すぐに119番へのご連絡をおすすめします。治療中に発熱と喉の痛み、口内炎が同時に現れた場合は、無顆粒球症の可能性があるため速やかに受診してください。
よくある質問
船橋駅からのアクセス方法を教えてください
船橋駅北口3番乗り場から京成バス(船23系統 北習志野駅行)に乗車し、「大慶山」バス停下車、徒歩2分です。所要時間は約20〜22分、お車の場合は約10〜15分です。
北習志野駅・飯山満駅・高根木戸駅からも通院できますか
はい。北習志野駅からは京成バス(東03系統/船23A系統)で「大慶山」下車、徒歩2分(約10〜12分)。飯山満駅から徒歩約16分、高根木戸駅から徒歩約15分です。
駐車場はありますか
無料駐車場を7台分ご用意しています。予約は不要です。
診療時間と予約方法を教えてください
月・火・木・金は9:00〜12:00と14:45〜17:30、土曜は9:00〜12:00です(水・日・祝は休診)。予約は電話(047-467-5500)で受け付けています。
バセドウ病はどのように診断しますか
血液検査でTSHの低下、FT4・FT3の上昇、TRAb(TSH受容体抗体)陽性を確認し、甲状腺エコーで甲状腺の腫大や血流の増加を確認します。当院では同日に検査を行い、当日にご説明できる項目があります。
治療期間はどのくらいですか
薬物療法の標準的な治療期間は1年半〜2年で、約半数の方が寛解(薬を中止できる状態)を目指せます。個人差が大きく、長期のフォローアップが必要な場合もあります。
メルカゾールの副作用で気をつけることはありますか
肝機能障害、白血球減少・無顆粒球症、発疹・かゆみ、関節痛などがあります。とくに発熱・喉の痛み・口内炎は無顆粒球症のサインのことがあるため、速やかに受診してください。定期的な血液検査で確認します。
放射性ヨウ素治療や手術を受けられますか
当院では放射性ヨウ素(RAI)内用療法・手術・入院加療は行っておりません。適応の判断を行い、専門施設へご紹介します。紹介先での治療後も、甲状腺ホルモンの補充や経過観察は当院で継続できます。
妊娠を考えています。相談できますか
はい。妊娠初期はチウラジール(PTU)を優先し、TRAbの値を確認しながら産科と連携して管理します。妊娠を希望される場合は、事前に甲状腺機能を安定させておくことが大切です。
症状が落ち着いても通院は必要ですか
寛解後も再発する可能性があり、再発率は約30〜50%とされています。症状が落ち着いている時期も、甲状腺機能を確認するため定期的な通院をおすすめしています。
関連ページ
参考文献
- 日本甲状腺学会 編集「甲状腺疾患診断ガイドライン2024」
- Ross DS, et al. “2016 American Thyroid Association Guidelines for Diagnosis and Management of Hyperthyroidism and Other Causes of Thyrotoxicosis.” Thyroid, 2016;26(10):1343-1421
受診をご検討の方、お気軽にご相談ください
月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30 土 9:00〜12:00
診療時間外の緊急時は、119番へのご連絡をおすすめします。
最終更新日:2026-09-24
👨⚕️ この記事の監修医師
監修・執筆:しもやま内科 院長(日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医/日本循環器学会 循環器専門医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医/日本老年医学会 老年科専門医・指導医)
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。