内分泌内科(ホルモン外来)|副腎・下垂体・甲状腺・性ホルモンの病気を診療

📘 要点

  • 内分泌内科は、ホルモンを分泌する臓器の病気を診療する科です
  • 原発性アルドステロン症は高血圧患者の約5〜10%に認められます
  • 下垂体腺腫は、剖検例の10〜20%に認められる腫瘍です
  • 採血や甲状腺エコーは当日実施でき、初期評価が可能です
  • 当院で行う負荷試験は1mgデキサメタゾン抑制試験のみです
  • 気になる症状が続くときは、早めに内分泌内科へご相談ください

内分泌内科では、ホルモンのバランス異常による様々な症状を診療します。疲れやすい・体重が増えた・のどが渇くなどの症状がある方はご相談ください。

船橋市の内分泌内科|ホルモン異常・副腎・下垂体の専門診療

「ホルモンの異常が心配」「副腎・下垂体の疾患と言われた」「カルシウム値が高いと指摘された」──内分泌疾患は症状が多様で、専門的な診断が必要です。しもやま内科では、甲状腺・糖尿病を中心に、副腎・下垂体・副甲状腺などの内分泌疾患を専門的に診療し、適切な診断と治療を提供します。

047-467-5500

高血圧(薬が効きにくい)

副腎ホルモン異常による二次性高血圧。原発性アルドステロン症や褐色細胞腫が原因のことがあります。

カルシウム値の異常

副甲状腺機能亢進症による高カルシウム血症。骨粗鬆症や腎結石の原因となることがあります。

ホルモンバランスの乱れ

月経異常・多毛・乳汁分泌など。PCOSやプロラクチン異常などが原因のことがあります。

副腎のしこり・異常

健診で副腎腫瘍が見つかった。コルチゾール過剰(クッシング)やホルモン産生腫瘍の可能性を評価します。

頭痛・視力の異常

下垂体腺腫による視野障害や頭痛。ホルモン分泌異常も合併することがあります。

原因不明の体重変化

急激な体重増加(中央性肥満)や体重減少。甲状腺・副腎・下垂体の異常が背景にあることがあります。

急な症状でお困りの方へ

激しい頭痛・動悸・発汗発作・意識障害・急激な血圧上昇など、緊急を要する症状がある方は、ためらわずにご連絡ください。

047-467-5500 | 対応時間:9:00-12:00、14:45-17:30(月・火・木・金)/9:00-12:00(土曜日)

※緊急時は119番へのご連絡もご検討ください。

内分泌内科とは

内分泌内科は、ホルモンを分泌する臓器(甲状腺・副腎・下垂体・副甲状腺・膵臓・性腺など)の病気を専門に診療する診療科です。ホルモンは全身の代謝・血圧・骨代謝・生殖機能・免疫などを調整する重要な物質であり、そのバランスが崩れると多岐にわたる症状が現れます。

当院では、甲状腺・糖尿病を診療の柱としながら、副腎・下垂体・副甲状腺・性ホルモン異常・神経内分泌腫瘍などの内分泌疾患も専門的に診療しています。内分泌疾患は症状が非特異的であることが多く、「どの科に行けばいいか分からない」とお困りの方も少なくありません。まずはお気軽にご相談ください。

しもやま内科の内分泌診療の特徴

  • 甲状腺・糖尿病を中心に、副腎・下垂体・副甲状腺などの内分泌疾患をカバー
  • 当日採血・エコー検査で迅速な初期評価が可能
  • 二次性高血圧(内分泌性高血圧)のスクリーニングと治療
  • 脳外科・泌尿器科・婦人科・放射線科など関連科との連携体制
  • 高次医療機関(大学病院・専門センター)への紹介・逆紹介で切れ目のない診療

内分泌内科の診療領域

内分泌内科で扱う主な臓器と疾患は以下の通りです。それぞれの領域で専門的な知識と検査が必要です。

臓器 主なホルモン 主な疾患
甲状腺 T3・T4・TSH 橋本病・バセドウ病・甲状腺結節・甲状腺癌
副腎 コルチゾール・アルドステロン・カテコラミン 原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫・副腎不全
下垂体 ACTH・GH・PRL・TSH・ADHなど 下垂体腺腫・プロラクチノーマ・先端巨大症・尿崩症
副甲状腺 PTH(副甲状腺ホルモン) 副甲状腺機能亢進症・副甲状腺機能低下症
膵臓(内分泌) インスリン・グルカゴン・ソマトスタチン インスリノーマ・グルカゴノーマ・胃泌素腫
性腺 テストステロン・エストロゲン・プロゲステロン PCOS・男性更年期(LOH症候群)・高プロラクチン血症
神経内分泌細胞(全身) 各種ペプチドホルモン 神経内分泌腫瘍(NET)・カルチノイド症候群

症状チェックリスト

以下の症状に当てはまるものがある場合、内分泌疾患が背景にある可能性があります。チェックしてみてください。

全身症状

  • 倦怠感 慢性的な疲れ・だるさがある
  • 体重 急に体重が増えた/減った
  • 体温 暑がり・寒がりになった
  • 発汗 異常な発汗がある

循環器症状

  • 血圧 血圧のコントロールが難しい・治療中に急に上がる
  • 動悸 発作的に動悸・頻脈がある
  • 頭痛 繰り返す頭痛(特に後頭部)

代謝・電解質

  • のどが渇く 多飲・多尿がある
  • カルシウム 健診でカルシウム値が高いと言われた
  • カリウム カリウム値が低いと言われた

骨・運動器

  • 骨粗鬆症 骨密度が低い・骨折しやすい
  • 腎結石 繰り返す腎結石・尿路結石
  • 筋肉 筋力低下・手足のしびれ

女性・男性の症状

  • 月経 月経不順・無月経(女性)
  • 性欲 性欲低下・ED(男性)
  • 乳房 乳汁分泌(女性・男性ともに)
  • 多毛 体毛が濃くなった(女性)

下垂体疾患

ホルモン分泌の司令塔である下垂体は、頭蓋内のトルコ鞍という骨のくぼみに位置する約1cmの小さな臓器です。成長ホルモン・甲状腺刺激ホルモン(TSH)・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)・プロラクチン・性腺刺激ホルモン・抗利尿ホルモン(ADH)などを分泌し、全身のホルモンバランスを統括します。

下垂体腺腫

下垂体に発生する良性の腫瘍で、頻度は意外に多く、剖検例の10〜20%に認められます。ホルモンを産生する「機能性」と産生しない「非機能性」に分かれます。腫瘍が大きくなると視交叉を圧迫し、視野障害(両耳側半盲)や頭痛を起こすことがあります。

  • プロラクチノーマ(高プロラクチン血症):女性では乳汁漏出・月経異常、男性では性欲減退・EDを引き起こします
  • 先端巨大症(成長ホルモン産生腺腫):手足の肥大・額の突出・睡眠時無呼吸・耐糖能異常
  • クッシング病(ACTH産生腺腫):副腎を刺激してコルチゾール過剰に
  • 非機能性腺腫:ホルモンは出さないが、大きくなると視力障害・頭痛

下垂体疾患の詳細はこちら →

副腎疾患

両側の腎臓の上に位置する副腎は、コルチゾール・アルドステロン・カテコラミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)などの重要なホルモンを分泌します。副腎の異常は、高血圧・電解質異常・代謝異常など全身に影響を及ぼします。

原発性アルドステロン症(PA)

副腎からアルドステロンが過剰に分泌されることで、高血圧・低カリウム血症をきたす疾患です。日本人の高血圧患者の約5〜10%に認められるとされ、「治る高血圧」の代表的な原因です。内服薬の効きが悪い高血圧の方や、若年性高血圧の方はスクリーニングをおすすめします。確定診断にはアルドステロン・レニン比(ARR)の測定と、必要に応じてカプトプリル負荷試験や生理食塩水負荷試験などの負荷試験を行います。

  • 症状:治療抵抗性高血圧・低カリウムによる脱力感・筋肉のけいれん・多飲多尿
  • 診断:採血(ARR)・副腎CT・副腎静脈サンプリング(AVS、連携施設)
  • 治療:ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(スピロノラクトン・エプレレノン)、または手術(副腎摘出)

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クッシング症候群

コルチゾールが慢性的に過剰な状態です。原因によって「ACTH依存性(下垂体性クッシング病・異所性ACTH産生腫瘍)」と「ACTH非依存性(副腎腺腫・副腎癌)」に分類されます。特徴的な体型変化(満月様顔貌・中心性肥満・野牛肩)や皮膚の紫紋、高血糖、骨粗鬆症などを伴います。

  • スクリーニング:1mgデキサメタゾン抑制試験・深夜コルチゾール測定・24時間尿中コルチゾール
  • 治療:原因に応じて手術(下垂体腺腫摘出・副腎摘出)・薬物療法

クッシング症候群の詳細 →

褐色細胞腫

カテコラミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)を産生する副腎髄質の腫瘍です。発作性の高血圧・動悸・頭痛・発汗が特徴的な3主徴です。命に関わる高血圧発作(hypertensive crisis)を起こすことがあり、早期発見・治療が重要です。

  • 診断:血中・尿中カテコラミン・メタネフリン測定、MIBGシンチグラフィ
  • 治療:腫瘍摘出術(術前のα遮断薬・β遮断薬コントロール必須)

褐色細胞腫の詳細 →

副腎偶発腫瘍(incidentaloma)

腹部CT・MRIで偶然発見される副腎腫瘍です。全てが治療対象ではなく、ホルモン産生の有無と悪性の可能性を評価します。定期的な画像フォローが必要な場合もあります。

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性ホルモン異常

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

排卵障害・男性ホルモン過剰・卵巣の多嚢胞性変化を特徴とする内分泌疾患です。月経不順・無月経・不妊・多毛・ニキビ・肥満などの症状を呈します。インスリン抵抗性を合併することが多く、2型糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクが高まります。治療はライフスタイル改善・インスリン抵抗性改善薬(メトホルミン)・排卵誘発など、症状や希望に応じて行います。

PCOS・性ホルモン外来の詳細 →

男性更年期(LOH症候群)

加齢に伴い男性ホルモン(テストステロン)が低下することで生じる症候群です。倦怠感・性欲減退・ED・筋力低下・骨密度低下・うつ症状・ほてりなど、女性の更年期と類似した症状が現れます。特に40代後半以降の男性に多く見られます。診断は早朝採血によるテストステロン・遊離テストステロン測定で行い、症状が明らかでテストステロンが低値の場合、テストステロン補充療法(TRT)を検討します。

男性更年期の詳細 →

高プロラクチン血症

プロラクチンが過剰に分泌される状態です。下垂体のプロラクチノーマのほか、薬剤性(抗うつ薬・制吐薬など)、甲状腺機能低下症によるTRH刺激などが原因となります。女性では乳汁漏出・月経異常・不妊、男性では性欲低下・ED・女性化乳房を引き起こします。原因に応じて治療法が異なります。

副甲状腺疾患(上皮小体)

副甲状腺(上皮小体)は甲状腺の後ろ側に4つある米粒大の臓器で、副甲状腺ホルモン(PTH)を分泌して血中のカルシウム・リンの濃度を調整しています。

副甲状腺機能亢進症

PTHが過剰に分泌されることで高カルシウム血症をきたす疾患です。原発性(副甲状腺腺腫・過形成による)と二次性(腎不全・ビタミンD不足による代償性)に分類されます。

  • 症状:「stones, bones, groans, psychiatric overtones」(腎結石・骨病変・消化器症状・精神症状)と表現される多彩な症状
  • 診断:高カルシウム血症・低リン血症・PTH高値
  • 治療:腺腫であれば手術(副甲状腺摘出術)が根本治療。手術不能例や軽症例では薬物療法(シナカルセト)

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神経内分泌腫瘍(NET)

神経内分泌腫瘍(Neuroendocrine Tumor, NET)は、全身の神経内分泌細胞から発生する腫瘍の総称です。消化管(胃・腸・膵臓)や肺に発生することが多く、ホルモンを産生するもの(機能性NET)と産生しないもの(非機能性NET)があります。

  • 膵内分泌腫瘍(pNETs):インスリノーマ(低血糖発作)・グルカゴノーマ(高血糖・体重減少)・胃泌素腫(消化性潰瘍・下痢)・ソマトスタチノーマなど
  • カルチノイド:特に消化管や肺に発生するNET。肝転移があるとカルチノイド症候群(潮紅・下痢・喘鳴)を呈する
  • 診断:腫瘍マーカー(クロモグラニンA・尿中5-HIAA)・画像(CT・MRI・オクトレオスキャン・Ga-DOTATOC PET/CT)
  • 治療:手術・ソマトスタチンアナログ・PRRT(ペプチド受容体放射性核種療法)・分子標的薬

膵内分泌腫瘍の詳細 → | 神経内分泌腫瘍の詳細 →

内分泌検査の種類

内分泌疾患の診断には、ホルモンの基礎値測定に加えて、各種負荷試験が重要です。当院および連携施設で対応可能な主な検査をご紹介します。

ホルモン基礎値(採血・尿)

カテゴリ 主な測定項目
甲状腺 FT3・FT4・TSH・サイログロブリン・抗TPO抗体・抗Tg抗体・TSHレセプター抗体
副腎 ACTH・コルチゾール・アルドステロン・レニン活性(ARR)・DHEA-S・尿中カテコラミン・メタネフリン
下垂体 GH・IGF-1・プロラクチン・LH・FSH・ADH
副甲状腺 PTH-intact・カルシウム(Ca)・リン(P)・ビタミンD・尿中Ca
性ホルモン テストステロン・遊離テストステロン・E2・プロゲステロン・LH・FSH
腫瘍マーカー クロモグラニンA・CEA・CA19-9・5-HIAA(尿)

負荷試験(連携施設を含む)

負荷試験 目的
1mgデキサメタゾン抑制試験 クッシング症候群のスクリーニング
ACTH負荷試験(ラピッドテスト) 副腎予備能の評価(アジソン病・続発性副腎不全の診断)
カプトプリル負荷試験 原発性アルドステロン症の確認
生理食塩水負荷試験 原発性アルドステロン症の確定診断
成長ホルモン分泌刺激試験 成長ホルモン分泌能の評価
75gOGTT(ブドウ糖負荷試験) 耐糖能異常・成長ホルモン抑制試験
カルシウム負荷試験 副甲状腺機能の評価

画像検査

  • 甲状腺エコー:当院で当日実施可能。結節の性状評価・穿刺吸引細胞診(FNA)のガイド
  • 副腎CT:連携医療機関で実施。腫瘍の有無・性状・サイズ評価
  • 下垂体MRI:連携医療機関で実施。腺腫の有無・サイズ・進展範囲評価
  • MIBGシンチグラフィ・PET/CT:褐色細胞腫・NETの評価

他科との連携

内分泌疾患の診療では、他の診療科との密な連携が欠かせません。当院では以下の連携体制を整えています。

連携先 主な役割
脳外科 下垂体腺腫の手術(経蝶形骨洞手術)・頭蓋咽頭腫などトルコ鞍部病変の外科治療
泌尿器科 副腎摘出術(原発性アルドステロン症・褐色細胞腫・クッシング症候群)・前立腺疾患との鑑別
婦人科 PCOSの不妊治療・性分化疾患・卵巣腫瘍(ホルモン産生腫瘍)の手術
放射線科 CT・MRI・核医学検査の読影・IVR(副腎静脈サンプリングなど)
病理診断科 内分泌臓器の術後病理診断・免疫染色
糖尿病内科(当院) クッシング症候群・先端巨大症・褐色細胞腫に伴う耐糖能異常の管理
循環器内科(当院) 二次性高血圧の管理・心血管系合併症のフォロー

手術や特殊な治療(放射線治療・PRRTなど)が必要な場合は、大学病院や専門センターへ紹介します。紹介後も当院でホルモン補充療法や経過観察を継続し、切れ目のない診療を提供します。

診療の流れ

内分泌疾患は症状が多様で、専門的な検査が必要な場合があります。当院では以下の流れで診療を行います。

1

問診・症状ヒアリング

高血圧の経過、ホルモン異常の症状、既往歴・家族歴を詳しく伺います。

2

当日採血・エコー検査

ホルモン(ACTH・コルチゾール・アルドステロン等)やエコー検査を当日実施します。

3

専門的評価・確定診断

検査結果を総合的に判断。画像検査(CT/MRI)が必要な場合は連携機関を紹介します。

4

治療開始・フォロー

薬物療法や生活習慣指導を開始。手術が必要な場合も経過を見ながら適切に連携します。

🏥 当院の対応範囲(当院で行うこと・専門施設へお願いすること)

しもやま内科で実際に行っている検査・治療と、連携する専門施設へお願いしている検査・治療をまとめました。「どこまで当院で行い、何を専門施設へお願いするか」の目安としてご覧ください。記載は2026年9月時点の当院の対応状況です。

検査・治療 当院での対応
問診・診察(症状・経過・家族歴の確認) 当院で実施します
血液検査(ホルモン基礎値・抗体・一般生化学) 当院で実施します(当日結果説明できる項目があります)
尿検査(尿中ホルモン代謝物・尿中カテコラミンなど) 当院で実施します(検体提出・結果説明まで当院で対応)
甲状腺エコー(超音波検査) 当院で実施します(甲状腺専門医が実施・読影)
75gOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)・インスリン同時測定 当院で実施します
心電図・ホルター心電図・心エコー 当院で実施します(循環器専門医が実施・読影)
1mgデキサメタゾン抑制試験 当院で実施します(前日就寝前に内服し、翌朝に採血します)
骨密度検査(MD法) 当院で実施します(腰椎・大腿骨をDXA法で測定する必要がある場合は、連携医療機関へご紹介します)
CT(副腎CT・腹部CT・頭部CTなど) 当院では撮影しておらず、連携医療機関へご依頼します
MRI(下垂体MRI・造影MRIなど) 当院では撮影しておらず、連携医療機関へご依頼します
副腎静脈サンプリング(AVS) 当院では行っておりません。連携施設へご依頼します
甲状腺穿刺吸引細胞診(FNA) 当院では行っておりません。連携先(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科)へご依頼します
手術・入院加療(副腎摘除術・下垂体手術など) 当院では行っておりません。専門施設へご紹介します
自由診療(自費診療) 当院では行っておりません(保険診療のみ)
セカンドオピニオン外来 当院では行っておりません
夜間・休日の診療(時間外の電話相談を含む) 当院では行っておりません
生理食塩水負荷試験・カプトプリル負荷試験・迅速ACTH負荷試験など 当院では行っておりません。連携医療機関へご依頼します

当院は保険診療を基本としています。当院で実施していない検査・治療は、必要に応じて連携する専門施設へご紹介し、紹介後もホルモン補充や経過観察など当院で継続できる部分は引き続き担当します。当院の診療対象は中学生以上(12歳〜)です。

夜間・休日に急な症状が出た場合は、当院では時間外の診療・電話相談を行っておりませんので、救急外来・#7119(救急安心電話相談)・119番へのご連絡をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

内分泌内科とはどんな診療科ですか?

内分泌内科は、ホルモンを分泌する臓器(甲状腺・副腎・下垂体・副甲状腺・膵臓など)の病気を専門に診療する診療科です。ホルモンのバランス異常による全身の症状(高血圧・体重変化・倦怠感・月経異常など)を幅広く診断・治療します。しもやま内科では、甲状腺・糖尿病を中心に副腎・下垂体などの内分泌疾患も専門的に診療しています。

ホルモン異常の症状にはどのようなものがありますか?

ホルモン異常の症状は多彩で、全身倦怠感・原因不明の体重変化・のどの渇き・多尿・動悸・発汗・頭痛・月経不順・性欲低下・手足のしびれなどがあります。これらの症状があるからといって必ずしも内分泌疾患とは限りませんが、気になる症状が続く場合は一度ご相談ください。

内分泌内科で診る病気は?

主な疾患として、甲状腺疾患(橋本病・バセドウ病)、副腎疾患(原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫・副腎不全)、下垂体疾患(下垂体腺腫・プロラクチノーマ・先端巨大症)、副甲状腺疾患(機能亢進症・機能低下症)、性ホルモン異常(PCOS・男性更年期)、膵内分泌腫瘍・神経内分泌腫瘍、骨粗鬆症などがあります。

疲れやすいのはホルモンのせいでしょうか?

はい、可能性があります。慢性的な疲れやだるさは、甲状腺機能低下症・副腎不全(アジソン病)・男性更年期(LOH症候群)・クッシング症候群など、様々な内分泌疾患で見られる症状です。ただし、疲れの原因は内分泌疾患だけではありません。仕事や生活のストレス、睡眠不足、貧血、うつなども考えられます。まずは問診と基本的な検査で評価します。

内分泌の検査は何をするのですか?

まずは採血でホルモンの基礎値を測定します。甲状腺ホルモン・ACTH・コルチゾール・アルドステロン・PTH・テストステロンなど、疑われる病気に応じて項目を選びます。必要に応じて負荷試験(ACTH負荷試験・デキサメタゾン抑制試験・カプトプリル負荷試験など)や画像検査(甲状腺エコー・CT・MRI)を組み合わせます。当院では採血と甲状腺エコーは当日実施可能です。

内分泌内科と一般内科の違いは?

一般内科が全身の幅広い疾患を診療するのに対し、内分泌内科はホルモンに関係する疾患に特化しています。内分泌疾患の診断には専門的なホルモン検査・負荷試験・画像評価が必要であり、治療もホルモン補充療法や拮抗薬など専門的な知識を要します。当院では総合内科専門医が一般内科診療も行っており、患者さんの全体像を把握した上で内分泌専門診療を提供します。

副腎の病気とはどのようなものですか?

副腎の病気には、ホルモンが過剰に分泌されるもの(原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫)と、不足するもの(アジソン病・続発性副腎不全)があります。副腎腫瘍(偶発腫・incidentaloma)が健診のCTで見つかることも増えています。治療は薬物療法や手術(副腎摘出術)があり、適切な診断と治療方針の決定が重要です。

下垂体の病気とはどのようなものですか?

下垂体は脳の底部にある小さな臓器で、全身のホルモン分泌をコントロールする「司令塔」の役割を果たしています。主な病気として、下垂体腺腫(機能性・非機能性)、プロラクチノーマ、先端巨大症(成長ホルモン過剰)、クッシング病(ACTH過剰)、尿崩症(ADH不足)、下垂体機能低下症などがあります。症状は腫瘍による圧迫症状(視野障害・頭痛)とホルモン異常による全身症状に大別されます。

男性更年期(LOH症候群)の治療は?

まずは問診(AMSスコアなど)と早朝採血でテストステロン値を確認します。テストステロン低値かつ症状がある場合、テストステロン補充療法(TRT)を検討します。TRTには注射・貼付剤・ジェルなどの種類があります。治療により倦怠感改善・性機能改善・骨密度維持などの効果が期待できます。前立腺癌のリスク評価を事前に行い、治療中も定期的なフォローが必要です。

内分泌内科の受診には予約が必要ですか?

当院は予約不要で受診いただけます。直接ご来院いただき、受付で「内分泌内科の診療希望」とお伝えください。ただし、専門的な負荷試験や連携医療機関での検査が必要な場合は、改めて予約・調整させていただくことがあります。初診の方も歓迎です。お電話(047-467-5500)でのお問い合わせも受け付けております。

内分泌疾患でお困りの方は、お気軽にご相談ください

甲状腺・糖尿病を中心に、副腎・下垂体・副甲状腺などの専門的な内分泌疾患を診療しています。

047-467-5500
電話予約・ご相談
月・火・木・金
9:00-12:00 / 14:45-17:30
土 9:00-12:00
千葉県船橋市芝山4-33-5
高根木戸駅徒歩15分・飯山満駅徒歩16分
駐車場7台完備
予約不要・無料

📚 内分泌関連ページ

📚 参考文献・準拠ガイドライン

  • 日本内分泌学会「間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン2023年版」(日本内分泌学会雑誌 Vol.99 Suppl. July 2023)
  • 日本内分泌学会「原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021」(日本内分泌学会雑誌 Vol.97 Suppl. October 2021)
  • 日本内分泌学会「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン2025」(日本内分泌学会雑誌 Vol.101 Suppl. June 2025)
  • 日本甲状腺学会「甲状腺疾患診断ガイドライン2024」(2024年11月21日改定)
  • 日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(2025年8月29日発行、ライフサイエンス出版)
  • 日本神経内分泌腫瘍研究会(JNETS)「膵・消化管神経内分泌腫瘍(NEN)診療ガイドライン 2026年(第3版)」(金原出版、2026年2月発行)

本ページは上記の診療ガイドライン等を参考に、一般的な医学情報として作成しています。個々の診断・治療は、検査結果と全身状態をふまえて担当医が判断します。

監修:しもやま内科 院長 下山立志(総合内科専門医・糖尿病専門医・循環器専門医・甲状腺専門医)

主な参考資料:日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」(南江堂、2024年5月30日発行)/日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(2025年8月29日発行、ライフサイエンス出版)/日本呼吸器学会(監修)「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」(南江堂、2020年発行)

作成・更新:2026-08-28|本ページは一般的な医学情報の提供を目的としたものです。診断・治療については受診のうえご相談ください。

受診をご検討の方、お気軽にご相談ください

月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30 土 9:00〜12:00

047-467-5500

診療時間外の緊急時は、119番へのご連絡をおすすめします。

最終更新日:2026-08-28

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

24/09/2025