【2分で完了】睡眠時無呼吸セルフチェック|自宅検査とCPAP治療案内

「眠っているのに疲れが取れない」「日中の強い眠気でつらい」「いびきが大きいと家族に言われた」
その症状、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。日本には約940万人の潜在患者がいる一方、治療を受けているのはわずか8%。働き盛りの30〜60代では約7人に1人が中等症以上と推計されています。しもやま内科では、匿名2分でできるSASセルフチェックと、自宅で完了する簡易検査・在宅PSGをご用意しています。まずはセルフチェックで症状を確認し、必要に応じて検査をご相談ください。

SASのセルフチェックと検査・治療の流れ

このページの要点まとめ

  • 全国に約940万人の潜在患者がいるSAS、治療率はわずか8%
  • 30〜60代の働き盛りでは約7人に1人が中等症以上と推計
  • 「いびき」「日中の眠気」「寝ても疲れが取れない」が代表的なサイン
  • 匿名2分のセルフチェックでまずは症状確認(個人情報不要)
  • しもやま内科では自宅で行える簡易PG検査・在宅PSG検査で評価します
  • 必要に応じてCPAP(シーパップ)を導入し、継続しやすい形でフォローします
  • 検査・治療は保険適用。2026年6月の改定でさらに受けやすくなりました

「たかがいびき」で済ませないで——SASは"国民病"です

SAS(睡眠時無呼吸症候群)は、睡眠中に呼吸が10秒以上止まる「無呼吸」や呼吸が浅くなる「低呼吸」が繰り返し起こる病気です。国内の潜在患者は約940万人と推計されていますが、CPAPなど適切な治療を受けているのは約73万人——全体のわずか8%に過ぎません。糖尿病と同規模の"国民病"でありながら、圧倒的大多数が未治療のまま放置されているのが現状です。

特に30〜60代の働き盛り世代では約7人に1人が中等症以上のSASと推計されています。SASを放置すると高血圧(リスク約2.9倍)・心臓突然死(約2.6倍)・脳卒中(約2.9倍)・交通事故(約2.4倍)などのリスクが上昇することが分かっています。

自分では気づけない——SASが見逃される理由

SASの最大の特徴は自分では気づきにくいことです。無呼吸による脳の覚醒は記憶に残らないため、本人は「朝までぐっすり寝た」と思い込んでいます。実際は脳が低酸素状態に頻繁にさらされ、睡眠の質が大きく損なわれています。

受診のきっかけとして最も多いのは、家族やパートナーからの指摘(「いびきがすごい」「呼吸が止まっている」)です。近年はスマートウォッチなどのウェアラブル端末で異変を検知して受診される方も増えています。

また、肥満傾向のある男性に多いとされてきましたが、痩せていても「あごが小さい」方(日本人に多い骨格的特徴)での発症も少なくありません。閉経後の女性もホルモン変化によりリスクが急上昇します。

一人暮らしや別寝室の方は家族の指摘を受けにくいため、朝の頭痛や慢性的な疲労感を「年のせい」と感じている方は、セルフチェックでの確認をおすすめします。

セルフチェック(匿名・2分)をしてみましょう

まずは匿名のセルフチェックで、あなたの症状とリスクを整理できます。

  • メールアドレスや氏名など個人情報は収集しません
  • 診断ではありませんが、受診や検査の目安になります
  • いびき・眠気・疲労感の3項目をチェックするだけの簡単フォーム

▶ 匿名2分セルフチェックを開く(別タブ)

※ボタンを押すとGoogleフォームが開きます(このページ内にフォームは表示されません)。

2026年6月改定——SAS治療のハードルが下がりました

2026年6月の診療報酬改定により、CPAP治療の保険適用基準が緩和されました。簡易検査(在宅)でのAHI閾値が40→30に引き下げられたことで、より中等症の段階から治療を開始しやすくなっています。

「以前は基準を満たさなかった」「以前は入院検査が必要と言われた」という方も、現在の基準では保険適用でCPAP治療を受けられる可能性があります。

しもやま内科での検査と治療の流れ

当院では、ご自宅で行える2種類の検査を用意しています。入院は不要で、来院は問診時と結果説明時の計2回で完了します。

  • 簡易PG検査:パルスオキシメーターと胸ベルト・鼻センサーを装着し、自宅で1泊の睡眠データを記録(3割負担で約2,700円)
  • 在宅PSG検査:脳波を含めた精密検査を自宅で実施。簡易検査でSASが疑われた場合や合併症がある場合に選択(3割負担で約6,540円)

一般的には簡易PG検査から行いますが、症状の強さや合併症が疑われる場合には初回から在宅PSGを選択することもあります。医師が総合的に判断し、必要な検査をご案内します。

  1. 問診と検査のご案内 — 症状を伺い、簡易PGまたは在宅PSGのどちらを行うかを医師が判断します。
  2. 自宅での検査実施 — 就寝中に機器を装着し、呼吸・酸素濃度・(必要に応じて)脳波などを測定します。
  3. 結果説明と治療方針のご相談 — 結果に基づいて、必要な場合はCPAP療法の導入・継続のサポートを行います。

CPAP療法とよくあるご質問

CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)は、鼻に装着するマスクから空気を送り込み、気道を広げて無呼吸を防ぐ標準治療です。高い効果が認められており、多くの方が数日〜2週間で症状改善を実感されます。

当院ではオンライン診療によるSAS外来は行っておりません。マスクの適合確認や圧調整を対面で丁寧に行うことで、治療の継続率と安全性を高めています。

検査は痛みがありますか?
簡易検査は自宅でできる指先センサーと胸バンドだけで、痛みはありません。精密検査(在宅PSG)も痛くはなく、頭や体に小さなセンサーを付けるだけです。
検査や治療は保険適用されますか?
はい。睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状がある場合、健康保険の適用になります。3割負担の場合、簡易検査で約2,700円、在宅PSGで約6,540円、月々のCPAP費用は約4,500〜5,500円です。
CPAPは一生続けないといけないの?
多くの場合継続が必要ですが、体重減少など生活習慣の改善により症状が改善し、CPAPを卒業できる方もいらっしゃいます。当院では定期的に評価しながら調整します。
女性でもSASになりますか?
女性は「いびき」よりも「不眠」「疲労」「朝の頭痛」「うつ症状」が主症状になりやすく、見逃されがちです。閉経後はリスクが上昇します。更年期や甲状腺疾患とも関連します。
マウスピース治療はできますか?
軽症〜中等症の方にはマウスピース療法も有効です。歯科と連携して適応を判断します。CPAPが合わない場合の選択肢の一つとしてご相談ください。
オンライン診療はできますか?
当院ではオンライン診療によるSAS外来は行っておりません。マスク適合や圧調整の確認を対面で確実に行うためです。初診から継続管理まで、すべて対面で対応します。

運転中の眠気がある方や、高血圧・不整脈などを指摘されている方は、症状の強さに関わらず、早めの相談をおすすめします。

📄 印刷・保存したい方へ(補助資料)

紙で確認したい方や、ご家族と一緒にチェックしたい方向けに、PDF版もご用意しています。

▶ 印刷・保存用:SASセルフチェック(PDF)

まずはお気軽にご相談ください

眠気・いびき・倦怠感などが続いている方は、早めの受診をご検討ください。しもやま内科ではSASの診断・治療に対応しています。まずは匿名のセルフチェック、またはお電話でお気軽にご相談ください。

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最終更新日:2026-09-05

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

20/02/2023