夜中にトイレに何度も起きる…夜間頻尿の原因と何科を受診すべきか|船橋市 しもやま内科

「夜中にトイレに3回も起きて、全然眠れないんです…」

診察室でこのようなご相談をいただくことは少なくありません。夜間頻尿は「年のせいだから仕方ない」と諦めている方が非常に多いですが、実は原因をしっかり調べることで改善できるケースがたくさんあります。

夜間頻尿の検索需要は高く、「夜間頻尿 何科」「夜中にトイレに何度も起きる」「大人のおねしょ」などのキーワードで多くの方が情報を探しています。この記事では、夜間頻尿の主な原因、受診すべき診療科、糖尿病・心不全・睡眠時無呼吸症候群(SAS)との関係、生活習慣の工夫までをわかりやすく解説します。

夜間頻尿とは?何回起きたら異常?

夜間頻尿とは、夜間に排尿のために2回以上起きる状態を指します。

通常、夜中に1回までの排尿は加齢とともに起こりうる正常範囲内と考えられますが、毎晩2回以上起きる場合は、何らかの原因が隠れている可能性があります。就寝前の水分摂取が多い場合もありますが、それ以外に疾患が関連しているケースも少なくありません。

「夜中に何度もトイレで目が覚める」「朝までぐっすり眠れない」——そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

夜間頻尿の主な原因

夜間頻尿にはさまざまな原因があります。代表的なものをまとめました。

原因 特徴・関連する症状 特に注意が必要な方
睡眠時無呼吸症候群(SAS) 胸内圧の変動で心臓に負担がかかり、利尿ホルモン(BNP)が増加。夜間多尿を起こしやすい いびき・日中の眠気がある方
前立腺肥大(男性) 残尿感、尿が出しにくい、尿が終わったのにまた出る 50歳以上の男性
糖尿病 血糖が高いと浸透性利尿が起こり、尿量が増える。のどの渇きを伴うことが多い 血糖値が高い・HbA1cが気になる方
心不全・夜間多尿症 抗利尿ホルモンの分泌リズムが乱れ、夜間に尿を多く作る 足のむくみ・息切れがある方
カフェイン・アルコール 夕方以降の摂取で夜間の尿量が増える 夜にコーヒー・お茶・お酒を飲む習慣がある方
その他 膀胱炎、過活動膀胱、薬の副作用など 頻尿以外の症状も併発している方

複数の原因が重なっているケースもよく見られます。特に糖尿病・心不全・SASは夜間頻尿と密接に関連しています。

夜間頻尿は何科を受診すべき?

「夜間頻尿 何科?」と検索される方が非常に多いですが、まずは内科(総合内科)を受診することをおすすめします。

理由は以下の通りです:

  • 夜間頻尿の背景に糖尿病心不全睡眠時無呼吸症候群などの全身疾患が隠れている可能性がある
  • 当院では糖尿病専門医・循環器専門医・甲状腺専門医が在籍しており、関連する生活習慣病を総合的に評価できる
  • 必要に応じて泌尿器科や睡眠専門外来へ適切に紹介

「大人のおねしょ」「夜中に何度もトイレに起きる」といった症状でお悩みの方も、まずは内科で原因を整理することをおすすめします。

夜間頻尿の治療・改善のポイント

原因に応じた治療を行います。

  • SASが原因の場合:CPAP療法やマウスピースで呼吸を改善 → 夜間頻尿が劇的に減った患者さんもいらっしゃいます
  • 前立腺肥大の場合:α遮断薬などで症状を和らげる
  • 糖尿病の場合:血糖コントロールで尿量を減らす
  • 夜間多尿症の場合:生活指導や必要に応じて薬物療法
  • 生活習慣の工夫:夕方以降のカフェイン・アルコール・水分を控える、就寝前のトイレを済ませる

「年のせいだから…」と諦めていた方が、原因を突き止めて治療した結果、夜間頻尿が1回以下になったというケースは少なくありません。

よくあるご質問

Q. 夜間頻尿は年のせいですか?
年齢とともに増えやすいのは事実ですが、「年だから仕方ない」と諦める必要はありません。SASや前立腺肥大、糖尿病、心不全など、治療で改善できる原因が隠れていることが多いです。当院で治療を始めた患者さんの中には、夜間頻尿が大幅に改善した方もいらっしゃいます。

Q. 夜中に何回起きたら病院に行くべき?
毎晩2回以上トイレで起きる場合は、原因を調べることをおすすめします。特に「日中の眠気がある」「いびきが大きい」「のどが渇く」「足がむくむ」などの症状を伴う場合は、早めの受診が望ましいです。

Q. 糖尿病と夜間頻尿の関係は?
血糖値が高いと尿に糖が出て水分が一緒に排出される(浸透性利尿)ため、夜間頻尿が起こりやすくなります。「夜中に何度もトイレに行く」+「のどが渇く」という組み合わせがある方は、血糖チェックをおすすめします。

Q. 心不全と夜間頻尿の関係は?
心不全では夜間に体液が再分配されやすく、夜間多尿を起こすことがあります。足のむくみや息切れを伴う場合は、心臓のチェックも重要です。

Q. SAS(睡眠時無呼吸症候群)と夜間頻尿の関係は?
SASでは呼吸が止まるたびに胸内圧が変動し、心臓に負担がかかります。その結果、利尿ホルモン(BNP)が増加して夜間に尿量が増え、頻尿になります。当院でSAS治療(CPAP)を開始した患者さんの中には、夜間頻尿が改善したケースが複数あります。

Q. 大人のおねしょ対策はどうしたらいい?
大人のおねしょ(夜間頻尿)は「年のせい」ではなく、原因疾患が隠れている可能性があります。まずは内科で全身状態をチェックし、必要に応じて専門的な検査(SAS検査、血糖、尿検査など)を行うことをおすすめします。

Q. 夜間の水分補給はどうしたらいい?
就寝2〜3時間前からは水分を控えめにし、特にカフェインやアルコールは避けましょう。ただし、脱水にならないよう、昼間に十分な水分を摂取することが大切です。個別のアドバイスは診察時にお伝えします。

まずは一度ご相談ください

夜間頻尿は「年のせい」と片付けず、原因をしっかり調べることで睡眠の質が大きく改善する可能性があります。

「夜中に何度もトイレで目が覚める」「朝までぐっすり眠れない」——そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

しもやま内科
院長 下山立志(総合内科専門医・糖尿病専門医・循環器専門医・甲状腺専門医)
〒274-0816 千葉県船橋市芝山4丁目33-5
TEL: 047-467-5500

月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30
土 9:00〜12:00(日曜・祝日休診)

最終更新日:2026-06-28

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

21/03/2026

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