「もしかして睡眠時無呼吸かも?」と思ったとき、まず行うのが睡眠検査です。でも「病院に泊まるのはちょっと…」という方、ご安心ください。今は自宅で寝るだけでできる検査が主流です。指先にセンサーを付けて寝るだけ。すごく簡単なので、検査のハードルは思っているほど高くありません。
在宅検査と病院検査、どっちがいい?
睡眠時無呼吸の検査には2種類あります。
在宅検査(簡易PG): 指先にセンサーと、胸にベルトを巻くだけの簡単な機器を持ち帰って、自分のベッドで寝るだけ。予約から検査まで1〜2週間。費用は3割負担で3,000〜5,000円くらい。
病院検査(PSG): 検査センターに一晩泊まって、全身にたくさんのセンサーを付けて眠る。一番精密だけど、予約待ちが1〜3ヶ月になることも。費用も10,000〜20,000円程度。
結論から言うと、まずは在宅検査で十分です。中等症以上のSASは在宅でしっかり検出できます。在宅検査で「ちょっと怪しいね」となったら、その時に精密検査を考えればいい。最近の患者さんの9割以上は在宅検査で済んでいます。
在宅検査、実際どうやるの?
想像するよりずっと簡単です。
- クリニックに来て、機器を受け取ります。この時、装着方法をスタッフが丁寧にお教えします。所要時間は10分くらい。
- 夜、寝る前に自分で装着。指先にパルスオキシメーター(洗濯ばさみみたいなやつ)、胸に呼吸センサーのベルト、鼻の下に小さなセンサーを貼るだけ。全部自分でつけられます。
- 朝起きたらはずして、機器をクリニックに返却。それだけです。
よく聞かれるのは「寝返りとか打てますか?」——大丈夫です。コードは十分長いので、普段通りに寝返りできます。実際に使った方の感想で多いのは「思ったより邪魔にならなかった」「翌朝まで一度も目が覚めなかった」という声です。
❓ よくある質問
在宅検査で本当に正確なの?
中等症以上の睡眠時無呼吸を見つけるには十分な精度があります。自分のベッドで普段通りに寝られるので、むしろ「いつもの自分の状態」がわかるというメリットも。もし在宅検査でグレーゾーンだったり、別の睡眠障害が疑われる場合は、精密検査をご案内します。
費用はいくらくらい?
健康保険3割負担の方で3,000〜5,000円程度です。検査機器のレンタル代も含まれています。病院に泊まるPSG検査だと1〜2万円かかるので、在宅検査はかなりお手頃です。
結果が出るまでどれくらい?
機器を返却していただいてから、結果のご説明まで1〜2週間程度です。データを詳しく解析して、AHI(無呼吸低呼吸指数)などの数値を算出し、治療の必要性を判断します。
どんな人が受けるべき?
「寝てる間の呼吸が止まってると言われた」「昼間すごく眠い」「大きないびきをかく」「朝起きたとき頭が痛い」——これらに1つでも当てはまるなら、一度検査する価値はあります。放置すると高血圧や脳梗塞のリスクが高まるので、早めに調べるに越したことはありません。