甲状腺結節の良性と悪性の見分け方
甲状腺にできたしこり(結節)は、約90〜95%が良性です。しかし、「がんかも…」という不安は尽きないものです。エコー検査でTI-RADS評価を行い、必要に応じて穿刺検査(FNA)で確定診断します。当院では年間480件のエコー実績を持つ専門医が、丁寧に画像を説明しながら診断を進めます。
良性と悪性の違い——エコーでここを見る
| 特徴 | 良性(多くの場合) | 悪性の可能性あり |
|---|---|---|
| 形 | 丸い、境界が滑らか | 不整形、境界が不鮮明 |
| エコー像 | 囊胞性(液体の袋) | 実質性、微小石灰化あり |
| 大きさの変化 | ゆっくり(年単位) | 急速に増大(月単位) |
甲状腺結節が見つかったら——診断の流れ
- エコー検査 — 結節の形・大きさ・内部性状を観察。痛みはなく、10〜15分で終了します。
- TI-RADS評価 — 国際基準に基づき、悪性の確率をスコア化。TR1〜5の5段階で評価します。
- 穿刺検査(FNA) — TR4以上の場合、細胞を採取して病理診断。局所麻酔を使用し、痛みはほとんどありません。
- 方針決定 — 良性なら年1回の経過観察、悪性なら手術紹介。術後のフォローも当院で可能です。
良性でも経過観察が必要な理由
良性と診断されても、年1回のエコー検査をおすすめしています。理由は:(1)ごく一部の結節は数年かけて性質が変化することがある(2)経過観察を続けることで「変化していない」という安心感が得られる。ほとんどの方は良性のまま経過しますので、過度な心配は必要ありません。
当院の診療
年間480件のエコー実績を持つ専門医が、TI-RADS評価と穿刺検査まで一貫対応します。画像をモニターに映しながらその場で説明するので、「見えないもの」に対する不安を減らします。
診療時間・予約
月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30、土 9:00〜12:00(水日祝休診)
電話:047-467-5500