📘 要点
- Dexcom G7は血糖を5分ごとに測り、スマホへ自動送信します
- CGMの値は指尖採血と5〜15分のずれが生じることがあります
- 運動前の血糖が100mg/dL未満なら糖質15g程度を補食します
- 補食後は15分後に再測定し、90mg/dL以上を確認します
- 運動後24時間以内は遅発性低血糖の確認が大切です
- 血糖の急な低下や体調の変化が続くときは、早めにご相談ください
Dexcom G7を活用した運動療法|リアルタイム血糖管理と低血糖予防ガイド
Dexcom G7は、皮下組織のグルコース濃度を5分ごとに測定し、スマートフォンへリアルタイム送信する持続血糖モニタリング(CGM)デバイスです。運動療法と組み合わせることで、血糖変動の「見える化」が可能になり、低血糖の事前回避や運動強度の個別調整がしやすくなります。ただし、CGMデータは補助的な情報であり、実際の血糖値と5~15分のタイムラグが生じる場合があること、個々の病態や併用薬剤により対応が異なる点には注意が必要です。
Dexcom G7と運動療法の相性が良い理由
- リアルタイム表示と自動アラート機能により、運動中の急激な血糖低下を早期に察知できる
- トレンド矢印(傾向表示)を活用すると、血糖が下がり始める「前」に補食や強度調整が可能
- 運動後24時間以内に起こりうる遅発性低血糖のモニタリングに有用
- スマートフォンアプリで家族や医療者とデータを共有でき、生活指導の精度向上につながる
なお、Dexcom G7はBluetooth接続とスマートフォンの常時携帯が必要です。運動中は通知が届く設定を確認し、端末を汗や水から保護する配慮が推奨されます。保険適応については、現時点でインスリン療法実施中の患者様に限られる場合があります。最新の基準や自己負担額については、かかりつけ医または保険者へご確認いただけますと幸いです。
🏃 運動前血糖リスクチェック
📝 運動と血糖変動記録
よくある質問
運動前に血糖値が100mg/dL未満の場合はどうすればよいですか
一般的には、15g程度の速効性糖質(ブドウ糖タブレットやジュース)を摂取し、15分後に再測定して90mg/dL以上を確認してから運動を開始します。Dexcom G7の矢印が下降している場合は、さらに慎重な対応が必要です。
無酸素運動(筋トレなど)は血糖を上げると聞きましたが
強度の高い無酸素運動や競技的な活動では、カテコラミンやコルチゾールの分泌により一時的に血糖が上昇することがあります。この場合もCGMで傾向を確認し、過度な高血糖が続く場合は運動強度の見直しや水分補給を行います。個々の反応は異なるため、記録を取りながら主治医と調整することが推奨されます。
CGMの値と指尖採血の値がずれるのは正常ですか
CGMは皮下組織間質液のグルコースを測定しており、指尖採血(毛細血管血)とは5~15分のタイムラグが生じます。血糖が急変動している場合や脱水状態では差が大きくなることがあります。治療判断の根拠とする場合や症状と数値が一致しない場合は、指尖採血で確認し、必要に応じて医療機関へ連絡してください。
しもやま内科でのサポート
船橋市芝山のしもやま内科では、内分泌・糖尿病を専門とする医師が、CGMデータの解釈と運動療法の個別設計をサポートしています。Dexcom G7やFreeStyleリブレなどの機器選定、インスリン調整、食事・運動・薬物療法のバランス構築について、対面診療またはオンラインフォローアップでご相談可能です。頸動脈エコーや心エコー、甲状腺機能検査などを同日に実施し、心血管リスクや代謝状態を総合的に評価する体制も整えています。
診療時間
月・火・木・金:9:00~12:00 / 14:45~17:30
土:9:00~12:00
水・日・祝:休診
アクセス
住所:千葉県船橋市芝山4-33-5
最寄駅:高根木戸駅(京成電鉄松戸線)徒歩15分/京成バス「大慶山」停下車徒歩2分
駐車場:7台完備(予約不要・無料)
運動療法と血糖管理でお悩みの方、CGMの導入やデータ解釈についてご相談がある方は、お気軽にお問い合わせください。電話:047-467-5500
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専門医による信頼できる医療情報(EEAT)
主な参考資料:日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」(南江堂、2024年5月30日発行)/日本内分泌学会・日本糖尿病学会・日本循環器学会・日本甲状腺学会・日本高血圧学会等の診療ガイドラインおよび厚生労働省の公表資料
作成・更新:2026-08-28|本ページは一般的な医学情報の提供を目的としたものです。診断・治療については受診のうえご相談ください。
クリニックの実績
- 年間糖尿病患者診療実績:4,800例以上
- 年間CGM導入実績:400例以上(リブレ・デクスコムG7)
- エコー検査実績:年間480件以上(甲状腺・頸動脈・心エコー)
- 所在地:千葉県船橋市芝山4-33-5(高根木戸駅徒歩15分・飯山満駅徒歩16分)
本ページの信頼性について
本ページの内容は、日本糖尿病学会のガイドラインやCGMの製品マニュアルに基づき、専門医が監修・作成しています。ただし、個々の患者様の状況は異なるため、実際の治療方針や運動プログラムについては、必ずかかりつけ医と相談してください。
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最終更新日:2026-08-28
👨⚕️ この記事の監修医師
監修・執筆:しもやま内科 院長(日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医/日本循環器学会 循環器専門医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医/日本老年医学会 老年科専門医・指導医)
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。