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睡眠医療と未来のデジタルヘルス|SAS・スリープテック・糖尿病治療の進化|しもやま内科(船橋市)

16/02/2023

🔊 このページの要点

しもやま内科は、自宅で行える精密な睡眠検査と糖尿病診療を組み合わせ、睡眠と生活習慣病の関係に注目しています。
2025年9月時点で、スマートウォッチはCGM(持続血糖測定)やPSG(終夜睡眠ポリグラフィー)の代替にはなりません。
ウェアラブルの数値を鵜呑みにせず、気になる結果があれば医療機関へご相談ください。

睡眠と血糖を見える化し未来の医療へ|しもやま内科(船橋市の内科クリニック)
睡眠医療とCGMのデータを活用し、未来の個別化医療へ――しもやま内科

「いびきが気になる」「日中の眠気が強い」「糖尿病のコントロールが安定しない」。こうした症状の背景に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が潜んでいることがあります。
しもやま内科では、簡易検査にとどまらず在宅で行える精密な睡眠検査を導入し、より正確な診断と治療につなげています。さらに、糖尿病患者さんが多い当院では、睡眠と血糖コントロールの関係に着目し、生活全体を支える医療を目指しています。

📌 2025年9月の整理:スマートウォッチの限界と正しい活用

  • CGMは代替できません:スマートウォッチ単体で医療レベルの連続血糖測定は不可。正確な血糖管理には、医療機器として承認されたCGM(例:Dexcom / Libre)の使用が前提です(スマートウォッチは表示端末として補助的に活用)。
  • PSGは代替できません:一部の機種にSASリスク通知などがありますが、診断ではなく推定に留まります。正式な評価は簡易PG/PSGなど医療機関での検査が必要です。
  • 鵜呑みにしない:市販の非医療機器の結果はばらつきや誤検知・見逃しがあり、医学的信頼性は限定的。気になる場合は受診して相談してください。

※睡眠・血糖データのスクリーンショット等をお持ちいただければ、問診の参考情報として拝見し、最適な検査選択(簡易PG/在宅PSG)や療養支援に活用します。

現在の診療と当院の強み

  • 自宅で実施可能な精密睡眠検査(脳波・呼吸・酸素飽和度などを測定)
  • 検査結果に基づいたCPAP治療やマウスピース治療の提案
  • CPAPの遠隔モニタリング加算にも対応し、使用状況をきめ細かく管理
  • 糖尿病・高血圧など生活習慣病との関連リスクを包括的に診療

睡眠と糖尿病の深い関わり

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、糖尿病や肥満・高血圧・心疾患などと密接に関連します。
将来的にはCGMと睡眠データの統合が一層進み、より個別化された生活指導・治療が期待されます。現時点では、医療用CGM+医療機関の評価が最も信頼性の高いアプローチです。

未来に備えた取り組み

スリープテック(睡眠関連技術)は着実に進歩していますが、医療現場での活用には安全性・再現性・規制の観点が不可欠です。
当院は、患者さんが安心して利用できる医療グレードの機器を見極め、エビデンスに基づいて導入していきます。

よくあるご質問(FAQ)

いいえ。2025年9月時点で、スマートウォッチ単体はCGMやPSGの代替にはなりません
血糖管理は医療用CGMを、睡眠評価は簡易PG/PSGなど医療機関の検査を推奨します。

通知は可能性の示唆に留まるため、結果を鵜呑みにせず受診してご相談ください。必要に応じて自宅での簡易PGまたは在宅PSGを手配します。

一部の医療用CGMはスマートウォッチ表示に対応しています(ウォッチは表示端末)。データは問診の参考に用い、診断は医療機器の測定・医師の総合判断で行います。

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睡眠や糖尿病に関してご不安のある方は、お気軽にご相談ください。

📞 047-467-5500

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医/日本循環器学会 循環器専門医/日本老年医学会 老年病専門医・指導医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

🌿 船橋市で睡眠・糖尿病診療をお探しの方へ

しもやま内科(〒274-0816 千葉県船橋市芝山4-33-5)は、
高根木戸駅・高根公団駅・飯山満駅から徒歩約16分の場所にあります。

駐車場は7台近隣に提携駐車場もございます。
京成バス「千葉セントラル」「大慶山」バス停より徒歩1分です。

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