「昼間、すごく眠くて仕事に集中できない」「運転中にウトウトして危なかった」——日中の眠気は、仕事の効率を落とすだけでなく、事故のリスクも高める危険な症状です。でも「眠気くらい大したことない」と放置していませんか?今回は日中の眠気の原因と対策についてお話しします。
日中の眠気、放っておかないで
「眠いのは寝不足だから」と片付けてしまうのは危険です。日中の強い眠気(居眠り運転の経験がある、会議中に耐え難い眠気に襲われる)は、何らかの病気のサインかもしれません。
日中の眠気を引き起こす主な原因
① 睡眠時無呼吸症候群(SAS)——最も多い原因。夜間に十分な睡眠が取れているようで、実際は呼吸が止まるたびに脳が覚醒しているので、睡眠の質がガタ落ち。いびきがひどい方や肥満の方は特に注意。
② 夜間頻尿——トイレで何度も起きると、睡眠が分断されて日中の眠気につながります。
③ うつ病・適応障害——精神的な不調から過眠になることがあります。「眠すぎて生活に支障が出る」レベルなら、心の病気の可能性も考慮します。
④ ナルコレプシー——突然耐え難い眠気に襲われて眠り込んでしまう病気。比較的稀ですが、特徴的な症状です。
⑤ 低血糖——糖尿病患者さんで、日中(特に食後2〜4時間後)の眠気は低血糖のサインかもしれません。
⑥ 甲状腺機能低下症——橋本病などで甲状腺機能が低下すると、眠気・だるさが出現します。
❓ よくある質問
日中の眠気は病院で相談してもいい?
コーヒーやエナジードリンクでごまかしても大丈夫?
「昼間眠くて仕方ない」——それは病気のサインかもしれません。一度相談に来てください。
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最終更新日:2026-06-19
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。