橋本病とバセドウ病の違い

橋本病とバセドウ病の違い——専門医がわかりやすく解説

橋本病とバセドウ病はどちらも甲状腺の自己免疫疾患ですが、全く異なる病気です。症状・検査・治療法の違いを、船橋市の甲状腺専門医が解説します。「自分はどっち?」と迷っている方も、このページを読めば違いがわかります。

簡単な比較

項目 橋本病 バセドウ病
別名 慢性甲状腺炎 Basedow病、甲状腺機能亢進症
甲状腺機能 低下(機能低下症) 亢進(機能亢進症)
主な症状 疲れ、眠気、体重増加 動悸、多汗、体重減少
眼球症状 なし 眼症あり(突眼・ゴロゴロ感)

なぜ間違えられやすいのか?

橋本病とバセドウ病は「どちらも自己免疫疾患で甲状腺に異常が出る」という共通点があるため混同されがちです。しかし、橋本病は甲状腺を攻撃する抗体によって機能が「低下」するのに対し、バセドウ病は甲状腺を刺激する抗体によって機能が「亢進」する——正反対のメカニズムです。実際には血液検査(TSH・FT3・FT4・TRAb抗体・抗TPO抗体)で簡単に鑑別できます。

症状の違いを詳しく

橋本病の症状(甲状腺機能低下)

  • 慢性的な疲労感——朝起きるのがつらい
  • 体重増加——食事量が変わっていないのに太る
  • 寒がり——夏でも長袖が必要
  • 便秘・肌荒れ・脱毛
  • 気分の落ち込み・物忘れ

バセドウ病の症状(甲状腺機能亢進)

  • 動悸・息切れ——心臓がドキドキする
  • 多汗・暑がり——周りが寒くても汗をかく
  • 体重減少——食欲はあるのに痩せる
  • 手の震え・イライラ
  • 眼球突出・目の違和感(眼症)

当院での診療

日本甲状腺学会認定専門医が、エコー検査・血液検査で正確な診断を行います。「最近なんとなく不調が続く」「健診で甲状腺の数値を指摘された」——そんな方は一度受診されることをおすすめします。

診療時間・予約

月・火・木・金 9:00〜12:00 / 14:45〜17:30、土 9:00〜12:00(水日祝休診)

住所:千葉県船橋市芝山4-33-5

電話:047-467-5500

📅 2026年4月8日に公開・2026年5月8日に最終更新 | 👨‍⚕️ 監修:しもやま内科 院長(甲状腺・糖尿病 専門医)

08/04/2026