先生、糖尿病歴10年ですが、特に目も腎臓も問題ないので、検査は毎回受けなくてもいいですよね?——先日、60代の男性患者さんが、楽観的に言われました。HbA1cは8%前後で、薬は飲んでいるものの食事管理はあまりしていないそうです。実は、糖尿病の合併症は「自覚症状がないまま進行する」のが最大の特徴で、気づいた時には手遅れになっていることも。だからこそ、定期的な検査が命を守るんです。
糖尿病の三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)と予防|船橋市しもやま内科
「先生、足の指がしびれて、夜中に痛みで目が覚めるんです」
先月、65歳の男性患者がそう言って来院されました。糖尿病を10年放置していて、初めて合併症の恐怖を感じたそうです。足の検査で感覚鋭敏性が低下、眼底検査で網膜症の所見。でも、「今からでも遅くないですよ」とお伝えすると、ホッとされた表情をされました。
しもやま内科では、こうした「足のしびれ」「目のかすみ」「尿に泡が立つ」といった合併症のサインで来院される方が少なくありません。最初は「年のせい」と思っていたのに、実は糖尿病の合併症だった――そんな方が、毎月4〜5人はいらっしゃいます。
糖尿病の三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)をはじめ、心血管疾患や足病変の予防・管理を専門的に行っています。早期発見と包括的な治療で、合併症の進行を止め、QOLを守ります。
診療時間:月・火・木・金 9:00-12:00 / 14:45-17:30 土 9:00-12:00(水日祝休診)
目の症状・視力低下
「目がかすんで、夜道が怖くなってきたんです」――糖尿病網膜症は、血糖コントロールが悪いと5〜10年で進行します。早期にレーザー治療や抗VEGF薬で介入すれば、失明を防げます。当院では眼底検査で早期発見を行います。
むくみ・尿の泡立ち
「最近、尿に泡が立つんです。何か悪いんでしょうか?」――糖尿病腎症の初期サインかもしれません。尿たんぱくの出現を早期に見つけて、降圧薬(ACE阻害薬・ARB)やSGLT2阻害薬で進行を止められます。
足のしびれ・痛み
「足の裏が針で刺すように痛くて、夜眠れないんです」――糖尿病性神経障害の典型的な症状です。感覚が鈍くなると、小さな傷に気づかず、感染症に進行することも。当院では10gモノフィラメントで感覚チェックを行い、早期介入します。
胸の痛み・動悸
「糖尿病と高血圧があって、胸がときどき痛むんです」――糖尿病は血管を傷め、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを2〜3倍にします。当院では心電図・頸動脈エコーで心血管リスクを評価し、予防を行います。
傷が治りにくい・感染症
「少し怪我をしただけなのに、傷がなかなか治らないんです」――高血糖は免疫力を下げ、感染症にかかりやすく、治りにくくします。特に足の傷は要注意。早期の創処置と血糖管理が大切です。
血糖コントロール不良
「血糖値が下がらなくて、どうしたらいいか分からない」――合併症予防の基本は血糖コントロール。HbA1cの目標は個別化し、食事・運動・薬物療法のバランスで管理します。
症状の緊急度チェック——今、どう行動すべきか
突然の片側まひ・ろれつ不明瞭
足の急激な変色・強い痛み
傷が治りにくい・むくみ
血糖コントロール不良続く
合併症がなくても継続管理
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しもやま内科での糖尿病合併症診療の流れ
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合併症スクリーニング
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心電図・頸動脈エコー
治療計画・経過管理
内服薬調整・生活指導。
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足のしびれ・目のかすみ・尿の泡立ち――
糖尿病合併症の早期発見・管理を専門的に行います。
高根木戸駅・飯山満駅 各徒歩15分
駐車場7台
「足のしびれは、糖尿病の合併症なんですか?」
診察室でこう聞かれることがあります。糖尿病性神経障害は、糖尿病の合併症の中でも頻度が高く、早期発見と包括的管理が重要です。足のしびれ・異常感覚・感覚鈍麻・運動障害を放置すると、潰瘍や壊疽、最悪の場合は下肢切断に至ることもあります。
しもやま内科では、糖尿病性神経障害の患者さんに対して、足の状態の評価(10gモノフィラメント・振動覚・足背動脈触知・皮膚温)、血糖管理(HbA1c目標個別化)、薬物療法(duloxetine・pregabalin等)、生活指導(フットケア・靴選び・爪切り方法)を含む包括的なアプローチを行っています。
糖尿病性神経障害だけでなく、糖尿病網膜症・糖尿病腎症・大血管症(心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症)・足病変など、糖尿病の合併症全般の予防・スクリーニング・管理を専門的に行っています。船橋市で糖尿病の合併症でお困りの方は、ぜひご相談ください。
📈 眼底検査・足感覚チェック
🔬 心電図・頸動脈エコー当日
🚗 駐車場7台
糖尿病の合併症とは?
糖尿病は血糖値が高い状態が続く病気ですが、その高血糖が全身の血管や神経を傷めることで、さまざまな合併症を引き起こします。合併症は、発症してから10〜15年で現れることが多く、早期には自覚症状がないため、放置されやすいのが特徴です。
「合併症なんて、まだ先の話でしょ?」と思われがちですが、血糖コントロールが悪い方では5〜10年で進行することがあります。定期検査で早期発見し、適切な管理を行うことが大切です。
糖尿病の合併症は大きく分けて以下の3つに分類されます:
- 微小血管症:目(網膜症)、腎臓(腎症)、神経(神経障害)の細い血管が傷む
- 大血管症:心臓(冠動脈疾患)、脳(脳梗塞)、足(閉塞性動脈硬化症)の太い血管が傷む
- 足病変:神経障害+血管障害+感染症が複合して起きる
糖尿病の三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)
糖尿病患者さんの間では、「しめじ」という語呂合わせで三大合併症を覚えることがあります。「し」=視力(網膜症)、「め」=目(網膜症)、「じ」=腎臓(腎症)——網膜症と腎症を同時にイメージしやすい言葉です。ただし、もう一つの大切な合併症として神経障害も必ず覚えておきましょう。
しもやま内科では、患者さんにこの「しめじ+神経障害」の概念を説明しながら、三大合併症すべての定期的なチェックの重要性をお伝えしています。
各合併症の詳細は以下のページをご覧ください:
- 糖尿病網膜症の詳しい解説:眼底検査・レーザー治療・抗VEGF薬
- 糖尿病腎症の詳しい解説:尿たんぱく・eGFR・SGLT2阻害薬
- 糖尿病性神経障害の詳しい解説:しびれ・痛み・フットケア
糖尿病性神経障害の詳細
糖尿病性神経障害は、糖尿病の合併症の中で最も頻度が高いとされています(有病率:約30〜50%)。高血糖が神経を直接傷めるだけでなく、神経を栄養する血管も傷めるため、広範囲にわたって症状が現れます。
主な症状は以下の通りです:
- 対称性多発神経障害:足先から対称的にしびれ・痛み・感覚鈍麻が進行
- 自律神経障害:立ちくらみ・発汗異常・胃腸障害・排尿障害・勃起障害
- 単神経障害・多発単神経障害:特定の神経が麻痺する(眼筋麻痺・顔面神経麻痺など)
当院では、10gモノフィラメント(綿棒のような棒で足裏を軽く触れる検査)・振動覚テスト・足背動脈触診・皮膚温測定を行い、神経障害の程度を評価しています。早期に見つければ、血糖管理の強化と薬物療法で進行を止められます。詳しくは 糖尿病性神経障害のページ をご覧ください。
大血管症(心臓・脳・足の血管の病気)
糖尿病は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを2〜3倍にします。これは高血糖が血管の内皮を傷め、動脈硬化を促進するためです。
特に以下のリスクファクターを持つ方は要注意です:
- 高血圧
- 脂質異常症(LDLコレステロール高値)
- 喫煙
- 肥満
- 家族歴
当院では、頸動脈エコー・心電図・血脂質検査で心血管リスクを評価し、必要に応じて循環器専門医と連携して治療を行います。
足の合併症(フットケアの重要性)
糖尿病の足病変は、神経障害(感覚が鈍くなる)+血管障害(血流が悪くなる)+感染症の3つが重なって起こります。小さな傷に気づかず、感染症が進行して潰瘍や壊疽になり、最悪の場合は下肢切断に至ることもあります。
予防のためのフットケア:
- 毎日足をチェック:傷・赤み・腫れ・水ぶくれがないか確認
- 毎日保湿:乾燥を防ぎ、ひび割れを防ぐ(足の指の間は除く)
- 適切な靴を選ぶ:圧迫しない・擦れない靴を選ぶ
- 爪はまっすぐ切る:深く切りすぎない
- 無理な自己処理はしない:タコ・ウオノメは専門医に相談
当院では、患者さんにフットケアの方法を個別に指導し、足の状態を毎回チェックしています。
どうして合併症が起こるのか?
糖尿病の合併症の根本的なメカニズムは、高血糖にあります。高血糖が続くと、以下のような悪影響が起きます:
- 終末糖化産物(AGEs):血糖がタンパク質と結合して有害物質が生成され、血管や神経を傷める
- ポリオール経路の亢進:神経内の山梨糖が蓄積し、神経機能が低下
- 蛋白質キナーゼC(PKC)の活性化:血管の収縮や増殖を促進し、血管障害を進行させる
- 酸化ストレス:活性酸素が増加し、細胞を傷める
これらのメカニズムを理解することで、「血糖コントロールがなぜ大切なのか」を実感できます。
合併症を防ぐために大切なこと
糖尿病の合併症を防ぐためには、以下の3つが基本です:
- 血糖コントロール:HbA1cの目標は個別化(一般的には7.0%以下)。食事・運動・薬物療法のバランス。
- 血圧管理:130/80 mmHg以下を目標。ACE阻害薬・ARBは腎保護効果もあり。
- 脂質管理:LDLコレステロール100 mg/dL以下(高リスク群は70以下)。スタチン系薬の積極的な使用。
その他、禁煙・適度な運動・体重管理も重要です。しもやま内科では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた目標値を設定し、継続的なフォローアップを行っています。
当院でできることと、他医療機関との連携
しもやま内科で行える糖尿病合併症の診療:
- 眼底検査:糖尿病網膜症のスクリーニング(眼科紹介が必要な場合は紹介)——網膜症について詳しく
- 腎機能評価:eGFR・尿たんぱく・尿微量アルブミンの検査——腎症について詳しく
- 神経障害評価:10gモノフィラメント・振動覚・足背動脈触診——神経障害について詳しく
- 心血管リスク評価:心電図・頸動脈エコー・血脂質検査
- 足病変評価:フットケア指導・創処置
専門的な治療が必要な場合(網膜症のレーザー治療・腎症の透析導入・足病変の外科的処置など)は、船橋市立医療センター・総合病院・専門医療機関との連携ネットワークを活用し、スムーズな紹介と経過観察を行っています。
院長メッセージ
糖尿病の合併症は、早期には自覚症状がないことが多いです。そのため、「まだ大丈夫」と思われがちですが、実際には進行しているケースが少なくありません。
当院では、患者さんに「合併症の進行状況はどうか」「どうやって防ぐか」を図を使いながら丁寧に説明しています。特に足の神経障害は、患者さん自身が「しびれ」を自覚しにくいため、定期的なチェックが不可欠です。
船橋市立医療センターで代謝内科副部長として9年間、糖尿病の合併症の患者さんを診てきました。その間、多くの方が「もっと早く受診すればよかった」とおっしゃっていました。特に糖尿病は合併症が怖い病気ですが、早期発見と適切な管理で、進行を止められます。少しでも心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
しもやま内科 院長 下山立志
糖尿病専門医・指導医
よくある質問(FAQ)
- 糖尿病の三大合併症とは?
糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害の3つです。合わせて大血管症(心筋梗塞・脳梗塞)のリスクも高まります。 - 眼底検査はいつから受けるべき?
2型糖尿病の診断時から定期的な眼底検査が必要です。血糖コントロールが不良の場合は年1〜2回。異常が見つかれば眼科紹介し、レーザー治療や抗VEGF薬による治療が可能です。 - 足のしびれは治るの?
早期発見・早期治療で進行を止められることが多いです。血糖コントロールの改善に加え、duloxetineやpregabalinなどの薬物療法で症状を緩和できます。ただし、既に高度に障害された神経の完全な回復は難しいため、早期対応が鍵です。 - 糖尿病腎症の早期発見方法は?
定期的な尿検査(尿たんぱく・尿微量アルブミン)と血液検査(eGFR)で早期発見できます。尿に泡が立つ、むくみが出る前の段階で見つけることが重要です。 - 大血管症とは何ですか?
心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症など、全身の大きな血管に起こる病気です。血糖だけでなく血圧・脂質の管理が重要で、当院では心電図や頸動脈エコーでリスク評価を行っています。 - 合併症は予防できますか?
HbA1cを7%以下に保つことで、三大合併症のリスクを大幅に減らせます(DCCT試験では76%減少)。血圧・脂質管理も徹底し、禁煙・運動・体重管理も重要です。 - 糖尿病の合併症で体重減少が起こるのはなぜ?
血糖コントロールが極端に悪化すると、エネルギーが尿中に糖として排泄され、十分に利用できなくなるため体重が減少します。これは血糖コントロール改善のサインとは逆で、むしろ要注意です。 - どのくらいの頻度で検査を受けますか?
眼底検査・尿検査(微量アルブミン)・神経検査は年1回。HbA1cは1〜3ヶ月ごと。心電図・頸動脈エコーは年1回または必要に応じて行います。 - 合併症が出てからでは遅いですか?
早期であれば進行を止めたり遅らせたりできます。網膜症はレーザー治療、腎症はSGLT2阻害薬やARBで進行抑制が可能。定期的な検査で早期発見することが最大の対策です。 - 当院ではどんな治療ができますか?
血糖・血圧・脂質の包括的管理、合併症スクリーニング(眼底・腎機能・神経・心血管)、フットケア指導、専門医療機関(眼科・腎臓内科・循環器内科)との連携、生活習慣指導を行っています。
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さらに詳しく知りたい方へ
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- 初めての方へ:診療時間・アクセス・初診の流れ
最終更新日:2026-04-29
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。