📘糖尿病性腎症の進行を防ぐために
減塩のススメ
🩺なぜ「減塩」が大切なの?
糖尿病性腎症が進行すると、腎臓の働きが低下し、最悪の場合は透析が必要になります。
塩分(ナトリウム)の摂りすぎは、
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血圧を上げる
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腎臓に負担をかける
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腎症の悪化を早める
といったリスクがあります。
塩分を控えることで、腎臓へのダメージを軽減し、病気の進行を防ぐ効果が期待できます。
🍴1日に摂っていい塩分の目安
一般的な成人 | 高血圧や腎症のある人 |
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7.5g未満(男性)/ 6.5g未満(女性) | 6g未満が目標 |
🧂塩分が多くなりやすい食品例
食品 | 1食あたりの塩分量(目安) |
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カップラーメン | 約5〜6g |
漬物(小皿) | 約1〜2g |
味噌汁1杯 | 約1.2〜2g |
ハム・ソーセージ | 約1〜2g/本 |
✅減塩のコツ
✔ 味付けは「だし」「香味野菜」で工夫
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昆布・かつおの出汁でうま味を強化
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しょうが、にんにく、ねぎ、しそ、レモンで風味をプラス
✔ 調味料は「かける」より「つける」
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醤油は料理全体にかけず、「少しつける」がポイント
✔ 「減塩タイプ」を活用しよう
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減塩醤油・減塩味噌などを選ぶ
✔ 外食や加工品は塩分チェック
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成分表示を見て、1食の塩分を確認
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スープはなるべく飲まない
💡こんな工夫もおすすめ
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味噌汁は「具だくさん」にして、味噌の量を減らす
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自炊で「出汁生活」に挑戦
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薄味に慣れるために、段階的に減塩する(例:1週間ごとに少しずつ薄く)
📓減塩生活のチェックリスト
✅ 外食のスープを残した
✅ 漬物の量を減らした
✅ 減塩調味料を使った
✅ 出汁や香味野菜を活用した
✅ 食品の塩分表示を見た
→ 週に3つ以上チェックがつけば合格!
🩷医師・栄養士と相談しながら、続けよう!
無理なく、でもしっかりと。
あなたの腎臓を守る「減塩」、今日から始めてみましょう。