船橋市の糖尿病合併症治療
「先生、足の指がしびれて、夜中に痛みで目が覚めるんです」
先月、65歳の男性患者がそう言って来院されました。糖尿病を10年放置していて、初めて合併症の恐怖を感じたそうです。足の検査で感覚鋭敏性が低下、眼底検査で網膜症の所見。でも、「今からでも遅くないですよ」とお伝えすると、ホッとされた表情をされました。
しもやま内科では、こうした「足のしびれ」「目のかすみ」「尿に泡が立つ」といった合併症のサインで来院される方が少なくありません。最初は「年のせい」と思っていたのに、実は糖尿病の合併症だった――そんな方が、毎月4〜5人はいらっしゃいます。
糖尿病の三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)をはじめ、心血管疾患や足病変の予防・管理を専門的に行っています。早期発見と包括的な治療で、合併症の進行を止め、QOLを守ります。
診療時間:月・火・木・金 9:00-12:00 / 14:45-17:30 土 9:00-12:00(水日祝休診)
目の症状・視力低下
「目がかすんで、夜道が怖くなってきたんです」――糖尿病網膜症は、血糖コントロールが悪いと5〜10年で進行します。早期にレーザー治療や抗VEGF薬で介入すれば、失明を防げます。当院では眼底検査で早期発見を行います。
むくみ・尿の泡立ち
「最近、尿に泡が立つんです。何か悪いんでしょうか?」――糖尿病腎症の初期サインかもしれません。尿たんぱくの出現を早期に見つけて、降圧薬(ACE阻害薬・ARB)やSGLT2阻害薬で進行を止められます。
足のしびれ・痛み
「足の裏が針で刺すように痛くて、夜眠れないんです」――糖尿病性神経障害の典型的な症状です。感覚が鈍くなると、小さな傷に気づかず、感染症に進行することも。当院では10gモノフィラメントで感覚チェックを行い、早期介入します。
胸の痛み・動悸
「糖尿病と高血圧があって、胸がときどき痛むんです」――糖尿病は血管を傷め、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを2〜3倍にします。当院では心電図・頸動脈エコーで心血管リスクを評価し、予防を行います。
傷が治りにくい・感染症
「少し怪我をしただけなのに、傷がなかなか治らないんです」――高血糖は免疫力を下げ、感染症にかかりやすく、治りにくくします。特に足の傷は要注意。早期の創処置と血糖管理が大切です。
血糖コントロール不良
「血糖値が下がらなくて、どうしたらいいか分からない」――合併症予防の基本は血糖コントロール。HbA1cの目標は個別化し、食事・運動・薬物療法のバランスで管理します。
しもやま内科での糖尿病合併症診療の流れ
電話で予約
047-467-5500へ。
症状・現在の治療状況をお聞きします
採血・尿検査
HbA1c・腎機能・尿たんぱく。
当日結果をお伝え
合併症スクリーニング
眼底検査・足の感覚チェック。
心電図・頸動脈エコー
治療計画・経過管理
内服薬調整・生活指導。
専門病院連携が必要な場合
まずはお電話でご相談ください
足のしびれ・目のかすみ・尿の泡立ち――
糖尿病合併症の早期発見・管理を専門的に行います。
高根木戸駅・飯山満駅 各徒歩15分
駐車場7台
「足のしびれは、糖尿病の合併症なんですか?」
診察室でこう聞かれることがあります。糖尿病性神経障害は、糖尿病の合併症の中でも頻度が高く、早期発見と包括的管理が重要です。足のしびれ・異常感覚・感覚鈍麻・運動障害を放置すると、潰瘍や壊疽、最悪の場合は下肢切断に至ることもあります。
しもやま内科では、糖尿病性神経障害の患者さんに対して、足の状態の評価(10gモノフィラメント・振動覚・足背動脈触知・皮膚温)、血糖管理(HbA1c目標個別化)、薬物療法( duloxetine・pregabalin 等)、生活指導(フットケア・靴選び・爪切り方法)を含む包括的なアプローチを行っています。
糖尿病性神経障害だけでなく、糖尿病網膜症・糖尿病腎症・大血管症(心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症)・足病変など、糖尿病の合併症全般の予防・スクリーニング・管理を専門的に行っています。船橋市で糖尿病の合併症でお困りの方は、ぜひご相談ください。
📈 眼底検査・足感覚チェック
🔬 心電図・頸動脈エコー当日
🚗 駐車場7台
糖尿病の合併症とは?
糖尿病は血糖値が高い状態が続く病気ですが、その高血糖が全身の血管や神経を傷めることで、さまざまな合併症を引き起こします。合併症は、発症してから10〜15年で現れることが多く、早期には自覚症状がないため、放置されやすいのが特徴です。
「合併症なんて、まだ先の話でしょ?」と思われがちですが、血糖コントロールが悪い方では5〜10年で進行することがあります。定期検査で早期発見し、適切な管理を行うことが大切です。
糖尿病の合併症は大きく分けて以下の3つに分類されます:
- 微小血管症:目(網膜症)、腎臓(腎症)、神経(神経障害)の細い血管が傷む
- 大血管症:心臓(冠動脈疾患)、脳(脳梗塞)、足(閉塞性動脈硬化症)の太い血管が傷む
- 足病変:神経障害+血管障害+感染症が複合して起きる
糖尿病「三大合併症」rpn(しめじ)について
糖尿病患者さんの間では、「しめじ」という言葉で三大合併症を覚えることがあります。
- 「し」=視力(網膜症)
- 「め」=目(網膜症)
- 「じ」=腎臓(腎症)
(注:「しめじ」は網膜症と腎症を表しますが、神経障害も三大合併症に含まれます)
このように、糖尿病の合併症は覚えやすい略語で理解することができます。しもやま内科では、患者さんにこの「しめじ」の概念を説明しながら、合併症の重要性をお伝えしています。
糖尿病性神経障害の詳細
糖尿病性神経障害は、糖尿病の合併症の中で最も頻度が高いとされています(有病率:約30〜50%)。高血糖が神経を直接傷めるだけでなく、神経を栄養する血管も傷めるため、広範囲にわたって症状が現れます。
主な症状は以下の通りです:
- 対称性多発神経障害:足先から対称的にしびれ・痛み・感覚鈍麻が進行
- 自律神経障害:立ちくらみ・発汗異常・胃腸障害・排尿障害・勃起障害
- 単神経障害・多発単神経障害:特定の神経が麻痺する(眼筋麻痺・顔面神経麻痺など)
当院では、10gモノフィラメント(綿棒のような棒で足裏を軽く触れる検査)・振動覚テスト・足背動脈触診・皮膚温測定を行い、神経障害の程度を評価しています。早期に見つければ、血糖管理の強化と薬物療法で進行を止められます。
大血管症(心臓・脳・足の血管の病気)
糖尿病は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを2〜3倍にします。これは高血糖が血管の内皮を傷め、動脈硬化を促進するためです。
特に以下のリスクファクターを持つ方は要注意です:
- 高血圧
- 脂質異常症(LDLコレステロール高値)
- 喫煙
- 肥満
- 家族歴
当院では、頸動脈エコー・心電図・血脂質検査で心血管リスクを評価し、必要に応じて循環器専門医と連携して治療を行います。
足の合併症(フットケアの重要性)
糖尿病の足病変は、神経障害(感覚が鈍くなる)+血管障害(血流が悪くなる)+感染症の3つが重なって起こります。小さな傷に気づかず、感染症が進行して潰瘍や壊疽になり、最悪の場合は下肢切断に至ることもあります。
予防のためのフットケア:
- 毎日足をチェック:傷・赤み・腫れ・水ぶくれがないか確認
- 毎日保湿:乾燥を防ぎ、ひび割れを防ぐ(足の指の間は除く)
- 適切な靴を選ぶ:圧迫しない・擦れない靴を選ぶ
- 爪はまっすぐ切る:深く切りすぎない
- 無理な自己処理はしない:タコ・ウオノメは専門医に相談
当院では、患者さんにフットケアの方法を個別に指導し、足の状態を毎回チェックしています。
どうして合併症が起こるのか?
糖尿病の合併症の根本的なメカニズムは、高血糖にあります。高血糖が続くと、以下のような悪影響が起きます:
- 終末糖化産物(AGEs):血糖がタンパク質と結合して有害物質が生成され、血管や神経を傷める
- ポリオール経路の亢進:神経内の山梨糖が蓄積し、神経機能が低下
- 蛋白質キナーゼC(PKC)の活性化:血管の収縮や増殖を促進し、血管障害を進行させる
- 酸化ストレス:活性酸素が増加し、細胞を傷める
これらのメカニズムを理解することで、「血糖コントロールがなぜ大切なのか」を実感できます。
合併症を防ぐために大切なこと
糖尿病の合併症を防ぐためには、以下の3つが基本です:
- 血糖コントロール:HbA1cの目標は個別化(一般的には7.0%以下)。食事・運動・薬物療法のバランス。
- 血圧管理:130/80 mmHg以下を目標。ACE阻害薬・ARBは腎保護効果もあり。
- 脂質管理:LDLコレステロール100 mg/dL以下(高リスク群は70以下)。スタチン系薬の積極的な使用。
その他、禁煙・適度な運動・体重管理も重要です。しもやま内科では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた目標値を設定し、継続的なフォローアップを行っています。
当院でできることと、他医療機関との連携
しもやま内科で行える糖尿病合併症の診療:
- 眼底検査:糖尿病網膜症のスクリーニング(眼科紹介が必要な場合は紹介)
- 腎機能評価:eGFR・尿たんぱく・尿微量アルブミンの検査
- 神経障害評価:10gモノフィラメント・振動覚・足背動脈触診
- 心血管リスク評価:心電図・頸動脈エコー・血脂質検査
- 足病変評価:フットケア指導・創処置
専門的な治療が必要な場合(網膜症のレーザー治療・腎症の透析導入・足病変の外科的処置など)は、船橋市立医療センター・総合病院・専門医療機関との連携ネットワークを活用し、スムーズな紹介と経過観察を行っています。
院長メッセージ
糖尿病の合併症は、早期には自覚症状がないことが多いです。そのため、「まだ大丈夫」と思われがちですが、実際には進行しているケースが少なくありません。
当院では、患者さんに「合併症の進行状況はどうか」「どうやって防ぐか」を図を使いながら丁寧に説明しています。特に足の神経障害は、患者さん自身が「しびれ」を自覚しにくいため、定期的なチェックが不可欠です。
船橋市立医療センターで代謝内科副部長として9年間、糖尿病の合併症の患者さんを診てきました。その間、多くの方が「もっと早く受診すればよかった」とおっしゃっていました。特に糖尿病は合併症が怖い病気ですが、早期発見と適切な管理で、進行を止められます。少しでも心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
しもやま内科 院長 下山立志
糖尿病専門医・指導医