腎臓は血液をきれいにし、体のバランスを保つ大切な臓器です。高血圧や糖尿病などの生活習慣病は腎臓病の大きな原因になります。日々の血圧・血糖管理が腎機能を守ります。
船橋市のしもやま内科では、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病と腎臓病の早期発見・治療に力を入れています。
糖尿病専門医・循環器専門医・老年病専門医を含む複数の専門資格を持つ院長が、エビデンスに基づいた診療と生活指導を行い、腎機能の維持をサポートします。
1. 腎臓の役割とは?
腎臓は左右にひとつずつある臓器で、1日に約150リットルの血液をろ過し、老廃物や余分な水分を尿として排出します。また、血圧の調節、電解質バランス、赤血球をつくるホルモンの分泌にも関わっています。
2. 生活習慣病と腎臓病の関係
- 高血圧:腎臓の細い血管に負担をかけ、血流障害から慢性腎臓病(CKD)を進行させます。
- 糖尿病:高血糖が腎臓の糸球体を傷め、糖尿病性腎症を引き起こします。
- 脂質異常症:動脈硬化を促進し、腎臓の血流を低下させます。
3. 慢性腎臓病(CKD)の進行と危険性
CKDは進行がゆるやかで自覚症状がほとんどありませんが、進行すると腎不全となり透析が必要になります。早期発見と生活習慣の改善が不可欠です。
4. 腎臓を守るための生活習慣
- 血圧は家庭血圧で 135/85 mmHg未満 を目標に
- 空腹時血糖・HbA1cを定期的に確認し、目標範囲を維持
- 減塩(1日6g未満)、野菜や果物を適量
- 適正体重の維持(BMI 25未満)
- 禁煙、節酒
- 十分な睡眠とストレス管理
【出典・エビデンス】
・日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン2024(JSH 2024)
・日本腎臓学会 CKD診療ガイドライン2023
・American Diabetes Association. Standards of Care in Diabetes—2024
・KDIGO Clinical Practice Guideline for the Management of Blood Pressure in Chronic Kidney Disease (2021)
5. 定期検診のすすめ
生活習慣病の方は、少なくとも年1回は血液検査(腎機能:クレアチニン、eGFR)と尿検査(尿蛋白、尿アルブミン)を受けましょう。早期の異常発見が、将来の腎不全予防につながります。
💬 よくあるQ&A
Q. 腎臓は一度悪くなると元に戻りますか?
A. 腎臓は再生しにくい臓器です。早期に見つけて進行を止めることが最も大切です。
Q. 水はたくさん飲んだほうがいいですか?
A. 腎臓病の有無や状態によって異なります。自己判断せず医師にご相談ください。
Q. 塩分制限はどのくらいが目安ですか?
A. 1日6g未満が推奨です。加工食品や外食にも注意が必要です。
この記事の信頼性について
監修者
下山 立志(しもやま たつし)
医学博士/糖尿病専門医・指導医/甲状腺専門医/総合内科専門医/循環器専門医/老年病専門医・指導医
千葉県船橋市「しもやま内科」院長
専門性(Expertise)
生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)や腎疾患の診療経験が豊富で、最新の診療ガイドラインに基づいた情報を発信しています。
権威性(Authoritativeness)
当院ウェブサイトは地域医療と健康情報の発信拠点として、多くの患者さん・医療関係者に参照されています。
信頼性(Trustworthiness)
記載内容は医学的エビデンスに基づき、定期的に見直し・更新を行っています。
最終更新日:2025年8月8日