健康診断で心電図異常と言われたら|再検査の流れ・費用・内容(12誘導・ホルター・心エコー)

📘 要点

  • 健診の心電図異常の多くは、すぐ治療が必要とは限りません
  • 無症状でも心房細動や虚血性心疾患が隠れていることがあります
  • 初診当日に12誘導心電図の再検査と心エコーを行えます
  • ホルター心電図は24時間装着し、一過性の不整脈を調べます
  • 不完全右脚ブロックは多くが良性で、年1回の経過観察が目安です
  • 胸の痛みが15分以上続くときは、すぐに119番へのご連絡をおすすめします

健康診断の心電図で「異常」と言われても、すぐに治療が必要とは限りません。不整脈や心筋梗塞の疑いなどの所見があっても、自覚症状がなければ経過観察でよい場合も多くあります。しかし、放置してよいものと精密検査が必要なものを見極めるために、循環器専門医の受診をお勧めします。

健診で心電図異常を指摘された方へ|循環器専門医が再検査・評価【船橋市・しもやま内科】

「健康診断で心電図異常を指摘された」「でも自覚症状はないし、どうしたらいいか分からない…」
そうお感じの方も多いのではないでしょうか。

心電図異常の多くは、必ずしもすぐに治療が必要なものではありません。しかし、中には心臓疾患のサインが隠れている場合もあり、放置は禁物です。

心電図異常を放置すると、心房細動や虚血性心疾患の発見が遅れるリスクがあります。特に無症状のうちに進行する心疾患ほど、早期発見・早期対応が重要です。

船橋市のしもやま内科では、循環器専門医が丁寧に再評価し、必要に応じて心電図の再検査・ホルター心電図・心エコー検査などをその日のうちに実施できます。
早期発見・早期対応が、あなたの健康寿命を守る第一歩です。健診結果をお持ちの上、お気軽にご相談ください。

心電図異常を指摘されたときの対応と再検査の解説|船橋市のしもやま内科

📋 健診で多い心電図異常とは

不完全右脚ブロックやST-T変化、洞性徐脈、期外収縮など、健診でよく見られる異常の多くは重篤ではありませんが、まれに注意すべき不整脈や虚血性変化が隠れていることもあります。
「重大な異常か」「経過観察でよいか」は、症状・既往・薬歴・所見の総合判断が重要です。

⚠️ 心電図異常を放置するリスク

  • 無症候性心房細動による脳梗塞リスク
  • 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の見逃し
  • 心不全への進行
  • 突然死のリスクとなる不整脈の未発見

🚨 胸痛・動悸がある場合の緊急受診の目安

心電図異常の指摘に加えて、以下の症状がある場合は、再検査を待たずに速やかな受診が必要です。症状の程度に応じて適切な行動をとってください。

🆘 すぐに119番へのご連絡が必要な症状

  • 胸の中央や左側を締め付けるような強い痛み(15分以上続く)
  • 痛みが左肩・腕・あごに広がる
  • 冷や汗を伴う胸の不快感
  • 意識を失った(失神)
  • 突然の強い動悸とともに息ができない

⚠️ 当日〜翌日までに医療機関を受診すべき症状

  • 階段や坂道でいつもより息切れがするようになった
  • 胸がときどきチクチクする(数秒で治まる)
  • 動悸を自覚するが、数分で落ち着く
  • 足やまぶたのむくみがある

上記の症状がなく、健診結果の確認だけが目的であれば、通常の外来予約で結構です。お急ぎの方はお電話(047-467-5500)でご相談ください。

🩺 心電図異常が見つかった場合どうすれば?

すぐに治療が必要というケースは多くありませんが、循環器専門医による評価を推奨します。しもやま内科では初診当日に12誘導心電図の再測定と、必要に応じて追加検査を行います。

🔍 しもやま内科で行える心電図再検査と評価

  • 12誘導心電図(再評価):誤差や計測条件、波形変化を確認
  • ホルター心電図(24時間):一過性の不整脈や発作性異常の検出に有用
  • 心エコー:壁運動・心筋肥厚・弁膜症などの評価
  • 頸動脈エコー:動脈硬化の進行評価
  • 採血:電解質・甲状腺機能・心筋マーカーなどの影響確認

ホルター心電図は、日中の動悸や睡眠中の不整脈など短時間の心電図では捉えにくい異常の検出に有効です。しもやま内科では院内で装着・解析まで完結し、スムーズに検査できます。

💓 不整脈や動悸の評価にホルター心電図検査が役立ちます。

▶ ホルター心電図検査の解説ページを見る

📊 治療が必要なケース/経過観察になるケース

期外収縮や洞性徐脈など、症状が軽微で日常生活に支障がない場合は経過観察となることがあります。一方、心房細動や発作性上室性頻拍などは治療介入が必要になる場合があり、専門的判断が重要です。

🚃 アクセス

〒274-0816 千葉県船橋市芝山4-33-5
京成電鉄松戸線「高根木戸駅」徒歩約15分
東葉高速鉄道線「飯山満駅」徒歩約16分
京成バス「大慶山」停下車徒歩2分

❓ よくあるご質問(心電図異常・再検査)

健康診断で心電図異常を指摘されました。どんな再検査を受けますか?
最初に行うのは「12誘導心電図再検査」(安静時の精密記録)です。併せて心臓エコー(構造・動きの評価)と血液検査(心筋トロポニン・BNP・電解質・甲状腺機能)も実施します。不整脈が疑われる場合は「ホルター心電図」(24時間装着)を追加。当院ではこれらを同日にまとめて検査し、結果説明もその場で行います。
心電図再検査の費用はいくらですか?(保険適用)
保険適用(3割負担)の目安:12誘導心電図のみ約1,000〜1,500円。心電図+心臓エコーで約3,000〜4,000円。心電図+ホルター心電図+心臓エコーで約5,000〜7,000円。当院では患者さんの状態に応じて必要な検査のみを組み合わせ、不要な検査は行いません。健康診断の再検査は保険診療の対象です。
ST異常とは?どんな病気が疑われますか?
ST異常(ST変化)は心電図のST部分が基線より上昇または低下した状態です。(1)ST上昇→急性心筋梗塞・急性心膜炎・異型狭心症 (2)ST低下→狭心症・心筋虚血・左室肥大が疑われます。ただし若年女性やアスリートでは生理的な早期再分極も多く、すべてが病気ではありません。心エコー・血液検査と併せ総合的に判断します。
ホルター心電図の費用と検査の流れを教えてください
ホルター心電図は24時間心電図を記録する検査で、費用(保険3割負担)は約3,000〜5,000円です。流れ:(1)来院して装置を装着(約15分)(2)普段通りの生活を送る(症状が出た時間をメモ)(3)24時間後に再来院して装置を外す(4)結果説明まで数日〜1週間程度。「動悸があるが心電図では捉えられない」「めまい・失神の原因が心臓か」という場合に特に有用です。
心電図の再検査で「異常なし」だった場合、安心していいですか?
「異常なし」は「現時点で確認できる心臓の異常がない」という意味で、基本的に安心してよい所見です。ただし(1)症状が続く場合(動悸・胸痛・息切れ)→ホルター心電図など追加検査を検討 (2)高血圧・糖尿病・脂質異常症などのリスク因子がある場合→定期チェックを推奨 (3)高齢者や家族歴がある場合→年1回の心電図検査が望ましい。症状があれば遠慮なく相談してください。
心電図で「不完全右脚ブロック」と言われました。治療が必要ですか?
不完全右脚ブロックは右脚の刺激伝導が少し遅れている状態で、多くの場合「治療不要」の良性所見です。健康な若者にもよく見られ、心疾患のない方では問題になりません。ただし加齢により完全右脚ブロックに進行することが稀にあるため、年1回程度の経過観察をご検討ください。心臓に負荷がかかるサインの可能性もあるため、初回は心エコーで評価します。
中学生や20代の若年者が心電図で引っかかった場合、どんな検査が必要ですか?
若年者の心電図異常では、①心筋炎(風邪後)②先天性心疾患(心房中隔欠損など)③不整脈(WPW症候群など)④心筋症(肥大型心筋症など)の可能性を考慮します。まず心臓エコーで構造的異常を確認し、ホルター心電図で不整脈の有無を評価。学校検診で引っかかった場合は早めに循環器専門医を受診することが安全です。
24時間心電図(ホルター)の結果はいつわかりますか?
装置を外してから結果が出るまで数日〜1週間程度かかります。24時間分の心拍データ(約10万回分)をコンピュータ解析した後、医師が目視で確認する工程が必要なためです。当院では比較的早期に結果説明が可能で、症状(動悸・めまい)のあった時間帯のデータを特に重点的に確認し、治療方針をその場で説明します。
心電図の再検査はどの医療機関でも受けられますか?しもやま内科の特徴は?
多くの医療機関で可能ですが、しもやま内科の特徴は:①循環器専門医が常時診療(判断が正確)②同日に心電図+心エコー+採血+ホルター(必要時)が可能③心エコーは循環器専門医が直接実施④結果説明はその日のうちに行い、治療導入まで一貫対応⑤甲状腺疾患合併の評価も同時可能。再検査で終わらず、異常があればそのまま治療に移行できる体制です。
心電図の検査前に気をつけることはありますか?(カフェイン・食事・貼付剤)
心電図検査に特別な準備は不要ですが、より正確な記録のために以下をご検討ください。①検査前30分はカフェイン摂取(コーヒー・紅茶・エナジードリンク)を控える→心拍数に影響するため。②胸部の貼付剤(湿布・ニコチンパッチなど)は検査前に剥がしておく。③検査直前の激しい運動は避ける。食事は通常通りで構いません。また手足が冷えていると波形が乱れるため、暖かい服装でお越しください。
健康診断で「洞性不整脈」と書かれていました。問題ありますか?
洞性不整脈は吸うときに心拍が速くなり、吐くときに遅くなる生理的な変動で、特に若年者やアスリートに多く見られる正常範囲の所見です。治療の必要はなく、心配する必要はほとんどありません。ただし高齢者で「洞性」の部分が消失し心房細動と区別がつかない場合や、強い徐脈(50未満)を伴う場合は、一度循環器専門医の評価を受けると安心です。

主な参考資料:日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」(南江堂、2024年5月30日発行)/日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(2025年8月29日発行、ライフサイエンス出版)

作成・更新:2026-08-28|本ページは一般的な医学情報の提供を目的としたものです。診断・治療については受診のうえご相談ください。

監修:しもやま内科 院長 下山立志(総合内科専門医・糖尿病専門医・循環器専門医・甲状腺専門医)

最終更新日:2026-08-28

🚨 緊急を要する場合: 再検査を待つ間に胸の痛み・強い動悸・失神・急な息切れが出現した場合は、ためらわずに 119番(救急車)へのご連絡をおすすめします。

📞 心電図異常・動悸・不整脈のご相談はお気軽に

船橋市・しもやま内科 | 循環器専門医が再検査・評価

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健診結果をお持ちの上、ご来院ください。

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医/日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医/日本甲状腺学会 甲状腺専門医循環器疾患や糖尿病・内分泌疾患の診療に長年携わり、地域のかかりつけ医として診療を行っています。心電図異常の評価から不整脈治療まで、専門的視点でサポートします。

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最終更新日:2026-08-28

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

28/09/2024