心臓弁膜症とは?症状・診断・治療|Q&A 船橋・

「心臓の音がカタカタすると言われたんですが、これって严重ですか?」

70代の男性患者さんが、そう尋ねてきました。近くのクリニックで「心臓に雑音がある」と言われたそうで、「手術が必要なんじゃないか」と不安になっていたそうです。実は心臓弁膜症の話は、診察室でよく聞かれるテーマの一つです。

ここでは、

よくある質問(FAQ)

心臓の雑音=弁膜症ですか?

必ずしもそうではありません。心臓に雑音があっても、正常な「生理性雑音」のこともあります。エコー検査で問題がないことが確認できれば、経過観察で問題ありません。

手術が必要なのはどんな時?

「手術」という言葉を聞くと、誰でも不安になりますよね。実際には、心臓弁膜症の多くは、経過観察や薬物療法で管理できます。手術が必要になるのは、弁の狭窄や逆流が進んで、心臓の負担が大きくなった場合です。

弁膜症の症状ってどんなもの?

初期は自覚症状がないことが多いです。進行すると、息切れ(階段を上がるときなど)、動悸、むくみ、疲れやすさなどが現れます。例えば、階段を上がる際の息切れが目立つようになった場合、弁膜症の可能性も考慮する必要があります。

経過観察中は何に気をつければいい?

経過観察中の方は、定期的にエコー検査と心電図を行い、弁の状態をモニタリングします。日常生活では、激しい運動は避け、感染症(風邪や歯周病など)には特に注意が必要です。歯医者さんに行くときは、予防的に抗生物質を処方することもあります。

心臓弁膜症の手術はどのようなものがありますか?

大きく分けて「弁形成術(自分の弁を修復)」と「弁置換術(人工弁に取り換える)」があります。弁形成術は僧帽弁閉鎖不全症に多く行われ、自己組織を温存できる利点があります。弁置換術には機械弁(耐久性が高いが抗凝固薬が必要)と生体弁(抗凝固薬不要だが耐久性に限界あり)があります。高齢者には低侵襲のTAVR(経カテーテル大動脈弁留置術)も選択肢です。

心臓弁膜症の手術を受けるタイミングは?
症状がない軽度〜中等症の場合は経過観察となることが多いです。手術を検討するのは、①重度の弁膜症で症状がある、②左心室の機能やサイズに影響が出てきた、③肺高血圧症を合併した——などの場合です。心臓超音波(心エコー)で定期的に経過をみながら、適切なタイミングで専門医と相談します。

心臓弁膜症の検査方法を教えてください

まず聴診で心雑音の有無をチェックします。確定診断には心エコー(心臓超音波)が最も重要で、弁の形態・血流の逆流の程度・開口面積を評価します。必要に応じて心臓MRIや心臓カテーテル検査を行うこともあります。定期的な経過観察には心エコーが繰り返し用いられます。

心臓弁膜症と診断されたら生活で何に気をつければいいですか?

重症度によりますが、息切れや疲れやすさがある場合は無理な運動を避け、こまめな休息を心がけます。塩分制限(1日6g未満)・適正体重維持・禁煙は一般的な心臓病予防として重要です。感染性心内膜炎予防のため、歯科治療前に抗生物質の予防投与が必要なケースもありますので主治医に相談してください。

大動脈弁狭窄症の症状と治療の流れを教えてください

大動脈弁狭窄症(AS)は、大動脈弁が開かなくなることで心臓に負担がかかる疾患です。主な症状は息切れ・胸痛・失神の3つで、特に歩行時の息切れや階段で息が切れることが初期症状として多いです。治療は重症度に応じて、経過観察→薬物療法→外科的弁置換術またはTAVRへと進みます。症状が出たら予後が急激に悪化するため、早期の専門医受診が重要です。

心臓弁膜症について

Q. 心臓の雑音=弁膜症ですか?

必ずしもそうではありません。心臓に雑音があっても、正常な「生理性雑音」のこともあります。エコー検査で問題がないことが確認できれば、経過観察で問題ありません。

ただ、雑音が「病的」な場合は、エコー検査で弁の開き具合や逆流の程度を確認します。症状がない場合は経過観察で、症状がある場合は薬物療法や手術を検討します。

Q. 手術が必要なのはどんな時?

「手術」という言葉を聞くと、誰でも不安になりますよね。実際には、心臓弁膜症の多くは、経過観察や薬物療法で管理できます。手術が必要になるのは、弁の狭窄や逆流が進んで、心臓の負担が大きくなった場合です。

年齢や全身状態も考慮して、無理のない治療方針を一緒に決めていきます。

Q. 弁膜症の症状ってどんなもの?

初期は自覚症状がないことが多いです。進行すると、息切れ(階段を上がるときなど)、動悸、むくみ、疲れやすさなどが現れます。例えば、階段を上がる際の息切れが目立つようになった場合、弁膜症の可能性も考慮する必要があります。

「少し前から階段がきつくなったな」と感じる方は、一度検査を受けることをご検討ください。

Q. 経過観察中は何に気をつければいい?

経過観察中の方は、定期的にエコー検査と心電図を行い、弁の状態をモニタリングします。日常生活では、激しい運動は避け、感染症(風邪や歯周病など)には特に注意が必要です。歯医者さんに行くときは、予防的に抗生物質を処方することもあります。

「歯医者に行くのに薬が必要なんですか?」と驚かれる方もいますが、歯周病菌が血液に入って心臓の弁に付着するリスクがあるため、予防的な処方を行います。

心臓のことで不安なことがあれば

「雑音があると言われた」「息切れが気になる」——どんな小さな症状でも、ぜひ一度ご相談ください。当院では心電図とエコー検査で、心臓の状態を詳しく確認できます。

電話予約:047-467-5500
診療時間:月・火・木・金 9:00〜12:00、14:45〜17:30/土曜 9:00〜12:00(水日祝休診)

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最終更新日:2026-08-28

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年科専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

03/01/2025