甲状腺眼症とは?目の腫れ・二重の変化などの不安に専門医が回答【船橋市・しもやま内科】FAQ付き解説

13/10/2024

目が出てきた気がする、まぶたが腫れてきた、二重が急に変わった...
そんな不安を抱えて検索された方へ。当院では甲状腺専門医が甲状腺と目の異常の関連を丁寧に診察しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 甲状腺眼症とは何ですか?

A. 甲状腺の異常(とくにバセドウ病)に伴って、目の周囲に炎症や腫れが起きる病気です。眼球が出て見えたり、まぶたが腫れるなどの変化があります。

Q2. どんな症状がありますか?

A. 代表的な症状には「まぶたの腫れ」「目が出て見える」「目が乾く」「二重が変わる」「視界がぼやける」などがあります。

Q3. バセドウ病と関係がありますか?

A. はい、多くの方がバセドウ病(甲状腺機能亢進症)に伴って発症します。稀に橋本病などでも見られます。

Q4. どのくらいの頻度で起こる病気ですか?

A. バセドウ病の患者さんの約2割に、何らかの甲状腺眼症の症状が見られるとされています。

Q5. 自然に治ることはありますか?

A. 軽い症状であれば、自然に落ち着くこともありますが、進行することもあるため早期の受診をおすすめします。

Q6. 治療方法はありますか?

A. 治療には、甲状腺の機能を安定させることが重要です。必要に応じて、ステロイドや放射線治療、手術が行われることもあります。

Q7. 目が飛び出たように見えるのは元に戻りますか?

A. 軽度であれば目立たなくなる場合もありますが、重度の場合には手術による改善が必要なことがあります。

Q8. 検査では何をするのですか?

A. 血液検査で甲状腺ホルモンや自己抗体を調べ、必要に応じてMRIやCTで眼の状態を確認します。

Q9. 他の病気と間違えやすいですか?

A. まぶたの腫れや視力の変化は他の病気でも見られるため、甲状腺専門医による鑑別診断が大切です。

Q10. しもやま内科ではどのような診療をしていますか?

A. 当院では甲状腺専門医が在籍しており、甲状腺眼症を疑う症状についても丁寧に診察・必要な検査を行っています。連携医療機関への紹介体制も整えています。


この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 専門医・指導医/
日本甲状腺学会 甲状腺専門医/日本循環器学会 専門医/
日本老年医学会 老年科専門医・指導医

甲状腺疾患、とくにバセドウ病や橋本病にともなう甲状腺眼症の診療に長年携わっています。
「目が腫れる」「まぶたが下がる」「見た目が変わってしまった」など、患者さまの不安に寄り添い、早期診断・生活支援・高次医療連携を含めた包括的な対応を行っています。

☎ 047-467-5500 に電話して相談する

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🩺 不安な症状があれば、専門医にご相談ください

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