内分泌内科

男性更年期障害(LOH症候群)とは?|症状・原因・治療法を専門医が解説|しもやま内科(船橋市)

30/05/2025

40代以降の男性で、疲れやすい・やる気が出ない・睡眠の質が低下した・性機能が低下したといった症状が続く場合、男性更年期障害(LOH症候群)の可能性があります。
女性の更年期と同様に、男性にも加齢に伴ってホルモンバランスの変化が起こり、心身の不調を引き起こすことがあります。
しもやま内科では、専門医による丁寧な問診と血液検査により、男性更年期障害の診断・治療に対応しています。

男性更年期障害(LOH症候群)のイラスト|テストステロン低下による疲労感や性機能低下などの症状に悩む中高年男性|しもやま内科(船橋市)

男性更年期障害(LOH症候群)とは?

男性更年期障害とは、加齢に伴って男性ホルモン(テストステロン)が減少し、さまざまな心身の不調を引き起こす状態を指します。医学的には「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群:Late-onset hypogonadism)」とも呼ばれます。

主な症状

  • 全身の倦怠感・疲れやすさ
  • 性欲の減退・勃起力の低下
  • イライラ・抑うつ・不安感
  • 筋力低下・集中力の低下
  • 睡眠障害(中途覚醒など)

原因と診断

主な原因は加齢によるテストステロン分泌の低下です。その他、ストレスや生活習慣の乱れも関与します。診断には、問診と血中遊離テストステロン値(Free Testosterone)を測定する必要があります。

治療方法

  • 生活習慣の改善:食事・運動・睡眠の見直し
  • 心理的ケア:カウンセリングなど
  • 薬物療法:必要に応じて男性ホルモン補充療法(TRT)

当院での対応

船橋市のしもやま内科では、ホルモン測定による診断と、患者様に合わせた治療プランを提供しています。疲労感や気分の落ち込み、性機能の変化にお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

Q. 男性にも更年期障害があるのですか?
はい、男性にも「LOH症候群」と呼ばれる男性更年期障害があります。
Q. どんな症状があると男性更年期障害を疑うべきですか?
疲労感、気力の低下、イライラ、性欲の減退、勃起障害などが代表的な症状です。
Q. 年齢のせいか病気なのか判断できません。
区別が難しいため、血液検査や問診による評価が必要です。
Q. どんな検査をするのですか?
テストステロンなど男性ホルモンの血中濃度を測定します。
Q. 治療法はありますか?
軽度なら生活改善、重度ならホルモン補充療法を行います。
Q. 精神科ではなく内科で相談してもいいのでしょうか?
はい。しもやま内科では専門医が対応しています。
Q. 勃起不全(ED)も男性更年期障害の一部ですか?
テストステロンの低下によりEDが生じることがあります。
Q. 保険は使えますか?
検査や診察は保険適用内で行えます。治療内容によって異なります。
Q. 受診のタイミングはいつですか?
「加齢かな?」と悩む前に、一度ご相談ください。

ご相談・受診をご希望の方へ

男性更年期障害は、年齢のせいと諦めてしまいがちな症状が多いものの、治療によって大きく改善する可能性があります。
疲労感・気分の落ち込み・性機能低下などにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


☎ 047-467-5500 に電話して相談する

この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長(船橋市)

  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
  • 日本甲状腺学会 専門医
  • 日本循環器学会 専門医
  • 日本老年医学会 老年科専門医・指導医

男性更年期障害(LOH症候群)に関連する内分泌バランスの変化や心身の症状についても、専門的な視点から診療を行っています。

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