心臓弁膜症（心臓弁の病気）Q&A｜症状・診断・治療｜しもやま内科（船橋市）

心臓の弁（大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁）に異常が生じ、血液の流れに障害が起きる病気です。弁が狭くなる「狭窄」や、閉じきらず逆流する「閉鎖不全」があります。

息切れ、動悸、胸の痛み、疲れやすさ、むくみ、失神などが現れることがあります。ただし初期は症状がない場合もあります。

聴診で心雑音を確認した後、心エコー（超音波検査）で弁の動きや血流の状態を詳しく調べます。
しもやま内科では心エコー検査を院内ですぐに実施でき、迅速な診断が可能です。

病状により経過観察、薬物治療、カテーテル治療、外科手術（弁形成術や弁置換術）などが選択されます。定期的な心エコーで病状を評価し、治療方針を判断します。

重症化して心不全症状が出ている場合や、弁の異常により心臓の働きに大きな負担がかかっている場合は、手術が必要になることがあります。

種類や程度によりますが、徐々に進行することがあるため、定期的な心エコー検査と医師の診察が重要です。適切なタイミングで治療を行うことで、予後の改善が期待できます。