Dexcom G7で運動中の血糖変動をリアルタイムに管理するには?
Dexcom G7は、スマートフォンと連動してリアルタイムで血糖変動を確認できるCGM(持続血糖モニタリング)機器です。
運動療法と非常に相性が良く、低血糖の予防・自己調整の精度向上に役立ちます。
Dexcom G7の特徴
- リアルタイム表示と自動アラート機能を搭載
- 血糖の変動傾向(矢印)やトレンドを即時に把握可能
- スマホアプリで家族や医療者とデータ共有可能
運動時の使い方:3つのポイント
- アラートの下限値を事前に設定(例:80mg/dL)
- 下降矢印が出ている場合は、早めに補食を
- 就寝前や運動後の遅発性低血糖もアラートで対応可能
📌 注意点
Dexcom G7は高機能なCGMですが、Bluetooth接続やスマホの電源が必要です。
運動中はスマホを近くに携帯し、通知が届く状態を維持してください。
また、保険適応になるのはインスリン療法を実施している患者さんに限られます。
運動記録と血糖変動の「見える化」
運動後の血糖パターンを振り返ることで、ご自身に合った運動の仕方がわかってきます。
以下のチェックシート(理学療法士:加瀬勝之監修)で、運動記録と血糖コントロールを習慣化しましょう。
👉 糖尿病 運動療法セルフチェックシート(PDF)をダウンロード
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