🔍 要点まとめ
- 甲状腺は全身の代謝・自律神経・ホルモンバランスに重要な臓器
- 甲状腺疾患にはバセドウ病・橋本病・甲状腺腫瘍などがある
- 健診異常・のどの腫れ・動悸・疲労感・体重変化などで発見
- しもやま内科では甲状腺専門医が診断・治療・妊娠管理まで対応
甲状腺は首の前側にある小さな臓器ですが、全身のホルモンバランス・代謝・自律神経の安定に深く関わっています。甲状腺ホルモン異常は疲労感・動悸・体重変化・精神症状など多彩な症状を引き起こすことがあります。
しもやま内科では日本甲状腺学会認定 甲状腺専門医が常駐し、バセドウ病・橋本病・甲状腺腫瘍・妊娠管理まで幅広く専門的な甲状腺診療を行っています。

甲状腺疾患の主な種類
妊娠初期に見られる一時的な甲状腺機能亢進:GTHとは
妊娠初期にヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が甲状腺を刺激し、一時的に甲状腺機能が亢進することがあります。これは妊娠時一過性甲状腺機能亢進症(GTH:Gestational Transient Hyperthyroidism)と呼ばれます。
- 検査ではFT4高値・TSH低値となりますが、TSH受容体抗体(TRAb)は陰性です。
- 妊娠14~15週頃にはhCGが自然に低下し、甲状腺機能も正常化します。
- 治療は通常不要ですが、頻脈・振戦などが強い場合はヨウ化カリウム丸を短期使用することがあります。
バセドウ病と区別が難しいこともあるため、甲状腺専門医の診断が推奨されます。
出典:日本甲状腺学会「妊娠と甲状腺疾患」、伊藤病院・隈病院・MSDマニュアルより編集
妊娠と甲状腺疾患について詳しくはこちら ▶
妊活・不妊治療と甲状腺機能の関係
妊活・不妊治療と甲状腺機能の関係
どんな症状があれば受診すべき?
- 健診で甲状腺腫大を指摘された
- 動悸・息切れ・脈が速い
- 体重減少・発汗・手の震え
- 疲労感・むくみ・寒がり・体重増加
- のどの違和感・しこり感・圧迫感
- 不妊・流産リスクが気になる
当院の甲状腺診療体制
- 甲状腺専門医が診断・治療・妊娠管理まで一貫担当
- 当日採血・甲状腺エコー可能
- 船橋市・習志野市・鎌ヶ谷市・八千代市・市川市・千葉市エリア対応
- 婦人科(くらもちレディースクリニック・船橋市立医療センター)とも連携
🏥 甲状腺疾患でお悩みの方はご相談ください
船橋市のしもやま内科では甲状腺専門医が常駐し、あらゆる甲状腺疾患に対応しています。早期発見・適切な治療で不安なく生活できるようサポートいたします。
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。