内科

風邪・インフルエンザ

23/11/2019

風邪

風邪

風邪(かぜ)はいろいろな症状が出る病気です。微熱、高熱、鼻水、咳、痰、喉(のど)の痛みのような呼吸器症状が出ることもありますし、吐き気、嘔吐、気分不快、下痢、軟便などの消化器症状、頭痛などの痛みなどが出ることもあります。

一見大したことがないように見えても大きな病気が隠れていることもあります。我慢せずに早めの受診をお勧めします。

症状

風邪とインフルエンザは区別がつきにくいですが、インフルエンザのほうが熱やだるさ、関節痛などの症状が強く重症です。

治療法

風邪のウイルスを退治する特効薬はありません。咳を止める、鼻水を止めるなどの対症療法で経過を見ていきます。

インフルエンザ

インフルエンザ

インフルエンザ薬が効果を発揮しますが、症状が出てから48時間以内までです。インフルエンザが流行している時期、重症感の強い風邪でインフルエンザが疑われる場合は早めの受診をお願いします。

予防法

インフルエンザの感染経路は大きく二つあります。一つは、飛沫(ひまつ)感染。インフルエンザの人が咳やくしゃみをすると、唾液とともにウイルスが周囲に飛び散り、そのウイルスを吸い込んでしまって感染するパターン。もう一つは、インフルエンザに感染した人の手から移る場合です。たとえば電車のつり革やドアノブなどを介して感染することがあります。マスクの着用、うがいと手洗いが重要です。

日頃からの体調管理も大切です。睡眠不足や疲れが溜まっている状態のもとでは免疫力が低下し、容易にウイルスにかかりやすくなります。規則正しい生活、習慣を心がけ、バランスのとれた食事をとり、しっかり睡眠をとり、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

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