性ホルモン異常・PCOS・男性更年期(LOH)|しもやま内科 船橋市

性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンなど)は、生殖機能の維持だけでなく、骨代謝、心血管系、精神神経系にも深く関与しています。エストロゲンは骨吸収を抑制し骨密度を保つ重要な役割を果たしており、エストロゲン欠乏は骨粗鬆症リスクを高めることが複数のレビューで示されています。また、テストステロンも骨形成を促進します。性ホルモンの加齢に伴う低下は心血管リスクの増加と関連しており、女性の早期閉経では冠動脈疾患リスクが上昇するエビデンスがあります(メタアナリシスで確認)。精神面では、テストステロン低下が抑うつや活力低下を引き起こす可能性が指摘されています。月経異常、不妊、更年期症状の多くは、これらの性ホルモン異常が関与していると考えられます。

性ホルモン関連疾患

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

月経不順、不妊、にきび、肥満、多毛などの症状を伴う疾患です。インスリン抵抗性が基盤にあり、2型糖尿病や脂質異常症のリスクが有意に高まります(疫学研究でPCOS女性の2型糖尿病リスクは5〜10倍と報告され、CDCやWHOでも長期的な代謝リスクとして強調されています)。

男性更年期(LOH症候群)

加齢に伴うテストステロン低下により、倦怠感、性欲低下、抑うつ、筋力低下、勃起不全などが生じる疾患です。EMAS(European Male Ageing Study)などの大規模研究で、LOHは低テストステロンと性症状の組み合わせで定義され、加齢男性の約2%にみられるとされています。

当院での診療内容

当院では、エビデンスに基づいた包括的なアプローチで対応しています。

  • ホルモン検査:エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン、FSH、LH、プロラクチンなどを測定し、正確な診断を支援
  • 代謝評価:血糖、脂質プロファイル、インスリン抵抗性(特にPCOSの場合)を評価
  • 骨密度測定:閉経後やLOHでの骨粗鬆症リスクを早期に把握
  • 産婦人科・専門科との連携:不妊治療や月経異常の管理、必要に応じて泌尿器科・精神科との連携

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📍 船橋市で性ホルモン関連疾患のご相談は:しもやま内科(船橋市芝山)では、PCOSや男性更年期(LOH)の診断・治療をエビデンスに基づいて行っています。月経異常、不妊、更年期症状、倦怠感などでご不安な方は、どうぞお気軽にご相談ください。丁寧に検査・評価し、最適な対応をご提案いたします。