「歯周病って、歯の問題でしょ?なんで糖尿病の人が気をつけなきゃいけないの?」——実は歯周病と糖尿病は、とても深い関係があるんです。お互いに影響し合って悪循環を起こす——これを「糖尿病歯周病連関」と呼びます。今回はその関係と、歯周病ケアの重要性についてお話しします。
歯周病と糖尿病の悪循環
糖尿病の方が歯周病になると、歯茎の炎症が全身に影響してインスリンの効きが悪くなります(インスリン抵抗性が増す)。すると血糖値が上がりやすくなり、さらに歯周病が悪化する——という悪循環。
実際、糖尿病患者さんが歯周病治療を受けると、HbA1cが0.3〜0.5%程度改善したというデータもあります。「歯の治療をしたら糖尿病も良くなった」という話は、案外珍しくないんです。
糖尿病患者さんが気をつけるべきこと
- 歯科検診を定期的に受ける——少なくとも半年に1回は歯科でチェックを
- 歯磨きは丁寧に——血糖コントロールが悪いと歯茎の炎症が起きやすいので、念入りに
- 歯科治療の際は主治医に相談を——抜歯などの処置をする場合、血糖コントロールが悪いと治りが遅くなります
- 歯周病の治療でHbA1cが改善することもある——歯科治療も糖尿病治療の一部です
❓ よくある質問
糖尿病だと歯周病になりやすいの?
はい。血糖値が高い状態が続くと免疫力が低下し、歯茎の炎症が起こりやすくなります。また、歯茎の血管の働きも悪くなるため、歯周病が進行しやすくなります。
歯周病の治療で糖尿病が改善するって本当?
歯周病の炎症が改善すると、インスリンの効きが良くなることが多くの研究で確認されています。HbA1cが0.3〜0.5%下がることは十分期待できます。これは薬を追加するのと同じくらいの効果です。
「歯周病と糖尿病、関係あるの?」——実はすごくあるんです。歯のケアも糖尿病治療のうち。
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