糖尿病の食事療法|実践的な献立・糖質コントロール・外食対策|船橋市

「糖尿病って言われたけど、何を食べたらいいかわからない…」

50代の男性患者さんが、糖尿病と診断されて初めて来院された時、そう言っていました。インターネットで調べると「糖質を抜け」「白いものは食べるな」など、矛盾した情報がたくさんあって、混乱していたそうです。

実は糖尿病の食事療法は、「極端に我慢する」ことではありません。当院では、一人ひとりの生活に合わせて「続けられる食事」を一緒に考えています。

糖尿病の食事療法の基本

糖尿病の食事療法の基本は「糖質の量と質をコントロールする」ことです。糖質を完全に抜く必要はありません。必要なのは、一度にたくさんの糖質を摂らないことです。

先日の患者さんで、お米が大好きな60代の男性がいらっしゃいました。「ご飯を抜くなんて無理です」と言っていたので、「じゃあ、ご飯の量を今の半分にして、代わりに野菜とおかずを増やしましょう」と提案しました。1か月後、HbA1cが0.4%下がり、「ご飯も食べれて、血糖値も下がって嬉しいです」と言ってくれました。

実践的な献立のコツ

難しく考えずに、以下の3つを意識するだけで大丈夫です。

  • 野菜を先に食べる:食事の最初に野菜を食べると、後から食べる糖質の吸収が緩やかになります。サラダやおひたしなど、手軽に始められます。
  • 主食は「少なめ」で「粗め」に:白米よりも玄米や雑穀米、パンよりも全粒粉パンがおすすめです。ただし、無理に玄米にする必要はありません。白米でも量を減らせばOKです。
  • タンパク質をしっかり摂る:魚、肉、卵、豆腐など。タンパク質は血糖値を急上昇させにくく、満腹感も得やすいです。

外食の対策

「外食が多くて、食事療法が難しい」と思われる方も多いです。でも、外食でも工夫次第で血糖値をコントロールできます。

先日の患者さんで、営業で毎日外食の40代男性がいらっしゃいました。「定食のご飯を半分にしてもらう」「麺類は汁を残す」「飲み会ではビールを一杯だけにして、あとは焼酎の水割りにする」など、いくつかルールを決めたら、3か月後にHbA1cが0.8%下がりました。「外食でもできました」と自信を持って言っていました。

食事療法でお悩みの方へ

「糖質って何?」「外食で何を選べばいい?」——どんな小さな疑問でも構いません。当院では、あなたの生活スタイルに合わせた具体的なアドバイスをしています。極端な制限ではなく、「続けられる食事」を一緒に作りましょう。

電話予約:047-467-5500
診療時間:月・火・木・金 9:00〜12:00、14:45〜17:30/土曜 9:00〜12:00(水日祝休診)

21/04/2026