🔊 このページの要点
CGMは血糖変動をリアルタイムに把握でき、夜間低血糖や食後高血糖を見逃しにくくします。国内で一般的なのは FreeStyle Libre 2 と Dexcom G7 で、通知の即時性・装着期間・コストの違いにより選び方が変わります。
AI要約:
- CGMは血糖の「見えない時間」を可視化し、治療の精度を上げるツール
- Libre 2:簡便・14日装着・コスト低め
- Dexcom G7:5分ごとのリアルタイム通知・アラートが強い
- 目的に応じた機器選びが大切(夜間低血糖・仕事・運動・費用)
- 当院では導入相談から保険確認・データ解析まで対応
【船橋市でCGM(持続血糖測定)をご検討の方へ】
しもやま内科では FreeStyle Libre 2 と Dexcom G7 の導入に対応し、糖尿病専門医がアプリ設定・装着指導・データ解析まで丁寧にサポートします。
CGM(持続血糖モニタリング)とは?

CGM(Continuous Glucose Monitoring)は、皮下センサーで数分おきに血糖(間質液)を測定し、日内変動を連続的に記録できるシステムです。
食事・運動・インスリンなどの影響を可視化でき、血糖管理の質を大きく向上させます。
インスリンポンプと連携すれば、より高度な血糖コントロールが可能になります。
このページの関連キーワード
- CGM(持続血糖測定)
- FreeStyle Libre 2
- Dexcom G7
- 血糖変動の可視化
- 1型糖尿病・2型糖尿病
- センサーの違い
- 保険適応・導入手順
主要CGM機器の比較|Libre 2 vs Dexcom G7
| 項目 | フリースタイル リブレ(Libre 2) | Dexcom G7 |
|---|---|---|
| 開発元 | アボット(Abbott) | Dexcom |
| 測定間隔 | 15分 | 5分(リアルタイム優位) |
| アラート | 高・低血糖 | 即時通知(遅延ほぼなし) |
| 校正 | 不要 | 不要 |
| 装着期間 | 14日 | 10日 |
| 装着部位 | 上腕 | 上腕・腹部 |
| アプリ | LibreLink | Dexcomアプリ |
| 関連ページ | ▶ Libre 2 解説 | ▶ Dexcom G7 解説 |
どちらを選べばよい?(専門医の視点)
目的・生活スタイルに応じて選択が異なります。
▶ 夜間低血糖が心配な方
Dexcom G7 のリアルタイム通知が向いています。
▶ コストを抑えたい・装着期間を長くしたい
Libre 2 が候補になります。
▶ スマホ操作が苦手
どちらもサポート可能ですが、G7はアプリ通知の分、見やすい方が多いです。
当院で導入できるCGM
- フリースタイルリブレ(Libre 2)
- Dexcom G7
※ ガーディアンセンサー4(Guardian4)はポンプ療法併用施設が対象のため、当院では取り扱いがありません。
▶ Libre × 運動時の注意点
▶ Dexcom G7 × 運動ガイド
CGM導入の流れ
- 初診・ご相談
- 保険適応の確認
- センサー装着
- アプリ設定・使い方指導
- データ解析 → 治療調整
よくあるご質問(FAQ)
CGMとは何ですか?
Libre 2 と Dexcom G7 の違いは?
保険適応の条件は?
スマホで値を見られますか?
Libre 3 は使えますか?
運動や入浴はできますか?
👨⚕️ この記事の監修医師
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医糖尿病診療において、CGMの適切な活用と安全なデータ解釈を重視した診療を行っています。
※このページは、過去に掲載していた「CGM(持続血糖測定)比較|FreeStyle Libre 2 と Dexcom G7 を専門医が解説(cgm-comparison-2)」の記事の内容を統合し、最新の情報に更新したものです。