✔ インスリンボール(皮下硬結)を防ぐには?
- 注射部位を毎回ローテーションする
- 皮膚を触ってしこりがないか確認する
- 針は毎回新しいものを使う
- 適切な角度・深さで注射する
- しこりがある部位は注射を避ける
不安がある場合は、糖尿病専門医に相談を。

insulin-balls
血糖値が不安定なあなたへ|注射部位の「しこり」を見逃していませんか?
「最近、血糖値の波が大きい…」「効いてない気がする」
そんなお悩みのあるインスリン治療中の方。皮膚にしこりはありませんか?
実は、インスリンの注射を繰り返すことで、皮下に“インスリンボール(皮下硬結)”と呼ばれるしこりができることがあります。
インスリンボールとは?
インスリンを同じ部位に打ち続けることで、脂肪細胞が刺激され、硬くなったり腫れたりする状態です。
この部分に注射すると、インスリンがうまく吸収されず、効きが不安定になります。
✔ インスリンボールがあるとこんな影響が
- 打っても効かない → 高血糖に
- 逆に遅れて効く → 予期せぬ低血糖に
- 血糖値が安定せず、生活に支障が出る
インスリンボールを防ぐ・改善するには?
- 毎回、注射部位を変える(ローテーション)
- 針は毎回交換(使い回しは皮膚を傷つけます)
- しこりのある部位は避ける
- 自分でしこりの有無をチェック(週に1~2回)
- 不安な場合は専門医に相談
まずはご自身の皮膚を触ってみてください
血糖値が乱れる原因は、食事やストレスだけではありません。
注射の“場所”と“方法”が原因になっていることも多いのです。
インスリンボールの改善・再発防止のアドバイスは、糖尿病専門医が適切に指導できます。
「最近調子が悪いな」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
しもやま内科(船橋市)では、インスリン療法中の患者様の不安定な血糖コントロールにも対応しています。
✔ 血糖値が不安定な方へ
- 自己注射中の皮膚に「しこり」がないか確認しましょう
- しこりがあるとインスリンの効きが不安定になります
- 注射部位を毎回ローテーションしましょう
- 必要があれば、当院にて注射方法・針の選び方をご案内します
糖尿病治療の不安があれば、しもやま内科へご相談ください。