夜中に何度もトイレに起きてしまう…。そんな夜間頻尿に悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
「年齢のせいかな」「水分のとりすぎかも」と思いがちですが、実は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が隠れていることがあるのです。
夜間頻尿
夜間頻尿とSASの深い関係
私たちの体は、眠っている間に尿を作る量を自然に減らす仕組みを持っています。しかし、「睡眠時無呼吸症候群」があると、このバランスが崩れてしまいます。
SASが夜間頻尿を引き起こす理由
- 睡眠が浅くなり、トイレに行きたくなりやすくなる
- 抗利尿ホルモン(尿を抑えるホルモン)の分泌が減り、夜間の尿量が増える
- 心臓への負担から利尿ホルモンが分泌され、体が水分を外に出そうとする
- 自律神経の乱れで膀胱が刺激され、尿意を感じやすくなる
なかなか治らない夜間頻尿…「眠り」に注目してみませんか?
「最近、夜中にトイレが増えた」「ぐっすり眠った気がしない」そんな方は、単なる加齢のせいだけではないかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、検査で簡単に見つけることができます。
夜間頻尿に悩んでいるなら、一度「睡眠の質」を見直してみましょう。気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
🔍 【まとめ】
- 夜間頻尿は、SASが原因になっていることがある
- SASによって、尿を減らす仕組みが崩れる
- 検査で原因を見つけ、治療につなげることが大切