メディセーフウィズ:日本初のパッチ式インスリンポンプの進化
メディセーフウィズは、テルモが開発した日本初のパッチ式インスリンポンプです。従来のチューブ式ポンプとは異なり、インスリンポンプ本体を直接皮膚に貼付することで、チューブレス化を実現しています。これにより、日常生活での動作の自由度が向上し、患者さんのQOL(生活の質)の向上が期待されます。
改良されたチューブ設計による閉塞リスクの低減
以前のモデルでは、チューブの閉塞や詰まりが報告されていましたが、最新の改良によりチューブ設計が見直され、これらの問題が大幅に改善されました。具体的には、チューブの内径や材質の最適化が行われ、インスリンの流れがスムーズになり、閉塞リスクが低減されています。
スマートフォン型リモコンによる操作性の向上
新たに導入されたスマートフォン型リモコン「メディセーフウィズスマート」は、従来のリモコンに比べて約10%の小型・軽量化を実現し、静電容量式タッチパネルを採用することで、直感的な操作が可能となりました。
また、インスリンの残量通知や投与開始忘れを防ぐ通知機能、Wi-Fi接続によるソフトウェアのアップデートにも対応しており、安全性と利便性が向上しています。
日本語表示とタッチパネル操作によるユーザビリティの向上
メディセーフウィズは、日本語表示のタッチパネル操作を採用しており、インスリンの充填、カニューレの留置、投与設定などの一連の操作が直感的に行えます。これにより、初めてインスリンポンプを使用する患者さんでも安心して使用を開始することができます。
これらの改良により、メディセーフウィズはより安全で使いやすいインスリンポンプとして進化を遂げています。今後も、患者さんの声を反映したさらなる改善が期待されます。
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