糖尿病内科

メディセーフウィズ|日本初のパッチ式インスリンポンプを専門医が解説|船橋市のしもやま内科

18/06/2018

🔊 このページの要点

メディセーフウィズは日本初のパッチ式インスリンポンプです。チューブレス化と直感的な操作により、日常生活の自由度と安全性の両立をめざします。

要点まとめ

  • チューブレスのパッチ式で装着の自由度が向上。衣類や運動時の引っかかりリスクを低減
  • 新設計で閉塞(詰まり)リスクに配慮。インスリン流路の最適化で安定投与をサポート
  • スマホ型リモコンで直感操作:残量通知・投与忘れ防止通知・Wi-Fi更新に対応
  • 日本語表示とタッチ操作で初めての方でも学習コストが低い
  • 当院(船橋市):適応判定、機種選択、導入・継続支援、保険手続きまでワンストップ対応

船橋市でメディセーフウィズ|日本初のパッチ式インスリンポンプを専門医が解説

メディセーフウィズ
メディセーフウィズは、テルモが開発した日本初のパッチ式インスリンポンプです。従来のチューブ式ポンプとは異なり、インスリンポンプ本体を直接皮膚に貼付することで、チューブレス化を実現しています。これにより、日常生活での動作の自由度が向上し、患者さんのQOL(生活の質)の向上が期待されます。

改良されたチューブ設計による閉塞リスクの低減

以前のモデルでは、チューブの閉塞や詰まりが報告されていましたが、最新の改良によりチューブ設計が見直され、これらの問題が大幅に改善されました。具体的には、チューブの内径や材質の最適化が行われ、インスリンの流れがスムーズになり、閉塞リスクが低減されています。

スマートフォン型リモコンによる操作性の向上

新たに導入されたスマートフォン型リモコン「メディセーフウィズスマート」は、従来のリモコンに比べて約10%の小型・軽量化を実現し、静電容量式タッチパネルを採用することで、直感的な操作が可能となりました。

また、インスリンの残量通知投与開始忘れを防ぐ通知機能Wi-Fi接続によるソフトウェアのアップデートにも対応しており、安全性と利便性が向上しています。

日本語表示とタッチパネル操作によるユーザビリティの向上

メディセーフウィズは、日本語表示のタッチパネル操作を採用しており、インスリンの充填、カニューレの留置、投与設定などの一連の操作が直感的に行えます。これにより、初めてインスリンポンプを使用する患者さんでも安心して使用を開始することができます。


これらの改良により、メディセーフウィズはより安全で使いやすいインスリンポンプとして進化を遂げています。今後も、患者さんの声を反映したさらなる改善が期待されます。

👨‍⚕️ この記事の監修医師

下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医糖尿病、甲状腺、副腎など内分泌疾患の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。

よくあるご質問(FAQ)

メディセーフウィズはどのような特徴がありますか?
日本初のパッチ式(チューブレス)インスリンポンプで、装着の自由度が高く、衣類や運動時の引っかかりリスクを減らす設計です。新しい流路設計で閉塞リスクへの配慮があり、初めての方でも直感的に扱える点が特長です。
操作や管理は難しくありませんか?
スマホ型リモコンによる日本語表示・タッチ操作で、残量通知や投与忘れ防止通知、Wi-Fiアップデートにも対応します。日々の確認や設定が直感的に行えます。
しもやま内科では導入や継続支援を受けられますか?
はい。適応判定、機種選択の相談、保険手続き、導入後のフォローまでワンストップで支援します。まずは受診のうえご相談ください。

船橋市でインスリンポンプをご検討中の方へ

千葉県船橋市のしもやま内科では、メディセーフウィズを含むインスリンポンプ療法の新規導入、管理および継続支援を行っています。

糖尿病専門医が、CSII(持続皮下インスリン注入療法)の適応や保険申請、ポンプ選択まで丁寧にサポートいたします。

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