「甲状腺の手術が必要と言われたけれど、本当に必要なのか不安…」「どこの病院で手術を受けるのがよいの?」──そう感じている方へ、当院(しもやま内科)が中立的かつ専門的な視点で、甲状腺手術の適応・手術前後の流れ・注意点を丁寧にご説明します。
✅ 要点まとめ
・甲状腺手術は腫瘍(良性・悪性)や機能異常に対して行われます。
・良性でも3~4cm以上の結節は圧迫感や悪性化の可能性を考慮し手術検討。
・悪性の可能性がある場合、穿刺吸引細胞診(FNA)で評価後、専門施設での手術が推奨されます。
・当院では、船橋市立医療センター耳鼻咽喉科などと連携し、必要に応じてご紹介しています。
・手術後は甲状腺ホルモン補充が必要なケースもあり、当院で継続フォローが可能です。
・甲状腺手術は腫瘍(良性・悪性)や機能異常に対して行われます。
・良性でも3~4cm以上の結節は圧迫感や悪性化の可能性を考慮し手術検討。
・悪性の可能性がある場合、穿刺吸引細胞診(FNA)で評価後、専門施設での手術が推奨されます。
・当院では、船橋市立医療センター耳鼻咽喉科などと連携し、必要に応じてご紹介しています。
・手術後は甲状腺ホルモン補充が必要なケースもあり、当院で継続フォローが可能です。

🔎 甲状腺手術が必要とされる代表的なケース
- 腫瘍(結節・しこり)が3~4cm以上ある場合
→ 圧迫感・しこりの増大・悪性の可能性を考慮
(出典:日本甲状腺外科学会/日本内分泌外科学会編『甲状腺・副甲状腺外科診療ガイドライン2022』) - 細胞診で悪性(甲状腺癌)の可能性が高い場合
→ 診断確定および根治目的での摘出が必要
(出典:日本甲状腺学会編『甲状腺腫瘍取扱い規約 第9版(2022年)』) - バセドウ病が薬物治療でコントロール困難な場合
→ 合併症や治療困難例では手術が選択肢となる
(出典:日本甲状腺学会『バセドウ病の診断と治療の手引き2023』)
🏥 手術の流れと当院での対応
- ① エコー・血液検査・FNAなどでの事前評価
当院ではエコーや採血による評価を行い、必要に応じて連携施設でのFNA(穿刺吸引細胞診)を依頼します。 - ② 連携施設での手術
船橋市立医療センター耳鼻咽喉科など、甲状腺手術の実績が豊富な病院へ紹介いたします。 - ③ 術後のホルモン補充療法
摘出した範囲によっては、甲状腺ホルモン補充(チラーヂンなど)が必要になります。
当院での継続フォローが可能です。
🤝 当院のサポート体制
- 患者さまの疑問や不安に丁寧に対応
- 適応の再評価やセカンドオピニオンも歓迎
- 術後のホルモン補充療法の調整・経過観察を継続的に対応
💬 よくあるご質問(FAQ)
手術はどこの病院で受けることになりますか?
当院では、甲状腺手術の実績が豊富な連携病院(船橋市立医療センター耳鼻咽喉科)にご紹介しています。
甲状腺の手術は入院が必要ですか?
はい、通常は数日間の入院が必要です。入院期間は術式や体調により異なりますが、3~7日程度が一般的です。
甲状腺を全部取るとどうなるのですか?
甲状腺全摘を行った場合、甲状腺ホルモンを体内で作れなくなるため、生涯にわたりホルモン補充が必要です(チラーヂンなど)。
傷跡は目立ちますか?
首のシワに沿って切開することが多いため、時間が経つと比較的目立ちにくくなります。最近は内視鏡手術を選択できる場合もあります。
手術後の通院はどれくらい必要ですか?
術後のホルモンバランスや再発リスクの評価のため、数ヶ月〜1年程度は定期的な通院が必要です。
📞 甲状腺の不安、ご相談ください
甲状腺の手術に関するご不安・疑問があれば、お気軽にご相談ください。
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
甲状腺疾患、糖尿病、循環器疾患を中心に、地域に根ざした総合内科診療を行っています。
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医
甲状腺疾患、糖尿病、循環器疾患を中心に、地域に根ざした総合内科診療を行っています。