
骨粗鬆症の予防と治療のポイント
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症は、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。特に高齢者や閉経後の女性に多く見られます。
主な症状とリスク
- 骨折(特に背骨、股関節、手首)
- 身長の低下
- 背中や腰の痛み
- 姿勢の変化(猫背)
予防と治療のポイント
- カルシウムとビタミンDを十分に摂取する
- 適度な運動(ウォーキング、筋力トレーニング)を行う
- 禁煙・過度な飲酒を控える
- 必要に応じて薬物療法を受ける
骨を強くする食品
- 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)
- 小魚(ししゃも、いわしなど)
- 大豆製品(納豆、豆腐)
- 緑黄色野菜(ブロッコリー、小松菜)
- きのこ類(ビタミンDを含む)
運動指導のポイント
- 負荷の軽いウォーキングやエアロビクスで骨への刺激を与えましょう。
- 筋力トレーニングで筋肉量を増やし、転倒予防に役立てましょう。
- バランス運動(片足立ち、ヨガなど)で安定性を高めましょう。
- 急な動きや激しい運動は避け、無理のない範囲で行いましょう。
注意すべき薬について
- ステロイド薬(長期使用で骨密度低下のリスク)
- 抗けいれん薬(カルシウム吸収に影響する場合あり)
- 利尿薬(カルシウム排泄を促進するタイプに注意)
- 薬剤使用中は必ず医師の指示に従い、定期的な骨密度検査を受けましょう。
日々の生活習慣を見直して、骨粗鬆症を予防・改善しましょう!
骨を守る生活、始めませんか?
しもやま内科では、食事療法に豊富な経験を持つ医師が、患者さまの生活に寄り添ったアドバイスを行っています。
「続けられる骨密度対策」を一緒に考え、無理なく改善をサポートします。
👨⚕️ この記事の監修医師
下山 立志(しもやま たつし)
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医糖尿病、腎疾患など生活習慣病の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。
食事療法を通じた病態管理にも力を入れています。
しもやま内科 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
日本循環器学会 循環器専門医
日本老年医学会 老年病専門医・指導医
日本甲状腺学会 甲状腺専門医糖尿病、腎疾患など生活習慣病の診療に長年従事し、地域密着型の総合内科医として診療を行っています。
食事療法を通じた病態管理にも力を入れています。